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角田裕毅のチームメイトにベテランのダニエル・リカルド復帰

チームへの“復帰”に笑顔を見せるリカルド。

スクーデリア・アルファタウリは、来週末の2023F1GP第12戦ハンガリーGPから、角田裕毅のチームメイトとして、ニック・デ・ブリースのシートにダニエル・リカルドを座らせることを正式に発表した。

リカルドは今シーズン、オラクル・レッドブル・レーシングの3rdドライバ&テストドライバー契約を結んでいることから、レッドブルからアルファタウリに“レンタル”される形になる。

スクーデリア・アルファタウリのフランツ・トスト・チーム代表は、「ダニエルをチームに迎えることができてとても嬉しい」と前置きし、「彼の“ウデ”と経験に疑問を挟む余地はなく、彼も我々のことをよく知っているので、チームになじむのに問題はないだろう。すでにF1で8回優勝している経験でチームが受ける恩恵は計り知れない」と期待を込めてコメント。

「スクーデリア・アルファタウリ在籍中に貴重な貢献をしてくれたニック(デ・ブリース+)に感謝するとともに、彼の今後の活躍を祈りたい」と付け加えた。シーズン途中での解雇はデ・ブリース+アルファタウリに厳しい仕打ちだが、厳しく非情なF1を象徴した。

リカルドは、HRTでF1にデビューした翌2012年に、スクーデリア・アルファタウリの前身であるトロロッソとジョイントして2年間戦った後に、レッドブルに移籍、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのメルセデスに次ぐシリーズ3位に食い込み、2018年までに8勝を記録。その後、ルノーとマクラーレンで2022年までF1を戦い、まさにフランツ・トストの言うとおり、分厚い経験を蓄積している。

リカルドは、「レッドブル・ファミリーとしてコースに戻れることに興奮している」とトレードマークの笑顔をさらに輝かせた。

【STINGER】
Photo by Scuderia AlphaTauri

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