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右京危機一髪–スーパーフォーミュラ第8戦で大きなアクシデント!

2022年、苦節10年のヨーロッパかち国内に戦いの場をスーパーフォーミュラに移し、3戦目に初優勝を飾った右京。1日も早い復帰が待たれる。

28日土曜日、鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーフォーミュラ第8戦で大きなクラッシュが発生、赤旗提示でレースが中断となった。

スタートでは、ポールポジションの野尻智紀(チーム・ムゲン)がシリーズポイントを、争う宮田莉朋(チーム・トムス)と太田格之進(ナカジマ・レーシング)を引き連れて1コーナーを周り、スムーズにレースが始まったが、トップが5周目に入ったバックストレッチから130Rにかけて、18番手を走っていた笹原右京のインサイドに大津弘樹が並び、130Rを並走する形で進入。コーナー中で接触した2台は弾かれる形でバリアに激突、ガードレールの外側に飛び出して停まった。

大津弘樹のマシンはバリアに接触して横倒しになり、右京のマシンはコクピットとリヤエンドが千切れて別々にガードレールの外側に落下。大津は自力でマシンを下りたが、右京は、強度の脳震盪でレスキュー隊に救助されて病院に搬送された。

病院で検査の結果、骨折などはないものの、脳震盪が激しく、明日の最終戦はドクターストップがかかって欠場。また、検査の結果、月曜日にさらに大きな病院に転院して再検査を受けることになっている。

※右京の容体については、続報が入り次第お届けします。

【STINGER】
Photo by JRP

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