アブダビGPフリー走行はラッセル＋メルセデス最速–僅差で迫るマクラーレン
ラッセルが最速タイムを記録し、“実力”を取り戻したメルセデス!? しかし、文字通りの僅差でノリス＋マクラーレンが迫っている。
アブダビのヤス･マリーナに展開するマリナ･ベイ市街地コースでスケジュールが進む2023F1GP第23戦最終戦アブダビGPは、11月25日14時30分（日本時間19時30分）から、予選を前にした1時間のフリー走行3が行なわれ、メルセデスのジョージ･ラッセルが最速、2-3番手にマクラーレンが続いた。ラッセルとノリスの差は、実に15/1000秒！
金曜日にベストラップを記録したルクレール＋フェラーリは5番手、チームメイトのサインツは、前日のフリー走行2でクラッシュしたマシンを修復してセッション終了間際にコースインしたが、最後尾のタイムに甘んじた。
15番手までが1秒以内に詰め込まれる心臓バクバクのセッションで、角田裕毅＋アルファタウリはQ1通過のボーダーライン上の9番手。前のサージェント＋ウィリアムズとの差が0.017秒、後ろの周冠宇＋アルファロメオとの差が0.036秒というギリギリの際どいタイムで、予選の緊迫感を高めた。
予選は、この後、18時00分（日本時間23時)から行なわれる。
アブダビGPフリー走行3結果
1.ラッセル＋メルセデス 1分24秒418
2.ノリス＋マクラーレン ＋0.095
3.ピアストリ＋マクラーレン ＋0.392
4.アルボン＋ウィリアムズ ＋0.511
5.ルクレール＋フェラーリ ＋0.681
6.フェルスタッペン＋レッドブル ＋0.735
7.オコン＋アルピーヌ ＋0.776
8.サージェント＋ウィリアムズ ＋0.787
9.角田裕毅＋アルファタウリ ＋0.804
10.周冠宇＋アルファロメオ ＋0.840
11.ペレス＋レッドブル ＋0.841
12.ハミルトン＋メルセデス ＋0.874
13.ガスリー＋アルピーヌ ＋0.885
14.アロンソ＋アストンマーチン ＋0.925
15.ストロール＋アストンマーチン ＋0.987
16.ボッタス＋アルファロメオ ＋1.002
17.フルケンブルグ＋ハース ＋1.166
18.リカルド＋アルファタウリ ＋1.179
19.マグヌッセン＋ハース ＋1.234
20.サインツ＋フェラーリ ＋1.295
［STINGER］山口正己
Photo by MERCEDES F1TEAM
