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申し分ないレース!–角田裕毅の最終戦アブダビGP

大きく成長し、F1グランプリの世界でドライバーとしても“大人”になった角田裕毅。

6番手からスタートした角田裕毅は、スタートでひとつポジションを上げて素晴らしい滑り出しを見せた。中盤のペースに苦しんだが、真骨頂は終盤。アロンソとハミルトンとのバトルに競り勝つなど、輝くレースを見せて、最も活躍したドライバーに贈られる『ドライバーof the day』をゲットした。

2023年最終戦は、チーム代表のフランツ・トストが、18年間のF1活動に終止符を打つレースだったが、角田はそのレースで、最後にハミルトン+メルセデスを抜いて8位に食い込み、お世話になったチーム代表の最後の舞台で満点の戦いを演じた。

「ドライバー・オブ・ザ・デイに投票いただいたことに感謝しています」と角田裕毅。

「厳しいレースでした。一時は6位以内でフィニッシュできると思っていこけれどうまくいかなかった。でも1ストップ戦略を試したことは後悔していません。全力を尽くしたし、自分でも満足しています」

「今年は、総じて楽しいシーズンを過ごせたと思います。開幕当初はマシンのパフォーマンスに苦しんだけれど、シーズンを通してステップアップすることができました」

「コンストラクターズ・ポイントで7位をゲットできませんでしたが、シーズン終盤には10位から8位まで順位を上げることができたのは、ビスターとファエンツァのチームのみんなのお蔭です」

「また、特にメキシコではいくつかのミスを犯してしまったけれど、ウィリアムズはいい仕事をしたと思います。彼らとのバトルはとても楽しめました」

「最後のぶたいとなったフランツ(トスト代表)には感謝しています。彼のチームでのこの3年間がとても楽しかったし、フランツのアドバイスがなければ、F1キャリアでこれほど進歩することはできなかったと思います。彼には本当に感謝しているし、これからも連絡を取り合うと思います」

【STINGER】
Photo by Scuderia AlphaTauri

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