角田裕毅、初のファステストラップ樹立!
22日にアメリカのテキサス州オースチンのサーキットof the アメリカズで行なわれた2023F1GP第19戦アメリカGPで、角田裕毅+アルファタウリがレース中の最速タイムであるファステストラップを樹立。日本人としては、1988年最終戦の雨のオーストラリアGPでの中嶋悟、2012年中国GPの小林可夢偉に続く3人目の“快挙”を達成した。
角田裕毅は、最終ラップを前に、チームの指示で10位のポジションからピットイン。ニュータイヤに履き替えてピットアウト。10番手のポジションを護ったままコースに戻り、最終ラップのアタックを完璧にこなしてチームの期待に応えた。
最速ラップには1ポイントが与えられ、角田はアメリカGPで10位の1ポイントと合わせて2ポイントを獲得、今シーズン計5ポイントとした。しかし、6ポイントで16番手に着けているアルファロメオの周冠宇にかすかに届かず、17番手の順位は変わらなかったが、今後のポジションアップを期待させた。
[STINGER]山口正己