角田シーズン直前テストで好感触!
F1参戦5年目を迎えた角田裕毅。3日間のテストを終えたVisaキャッシュアプリRBチームのローラン・メキエス・チーム代表は、「我々のチームが初めて正式にサーキットを走る姿を見て、とてもうれしい」とコメントし、チームが順調な滑り出しを見せたこと裏付けた。
「ファエンツァの本拠地とビスターのファクトリー、そしてパワーユニットのパートナーであるホンダから、素晴らしいメンバーが集まってくれている。目標とする競争力レベルまでチームを発展させるためには、まだやることがたくさんあることは分かっているけれど、このテストで前向きなスタートを切り、シーズン中の進化を目指すカギになる着実なプログラムを実行することができた」
「とはいえ開幕戦があっという間にやってくる。自分たちが望むレベルで準備するためにやるべきことは山ほどある。ダニエル、ユーキの二人のドライバー、そしてファクトリーのみんなに感謝したい。来週、戦いに戻ってレースが始まるのが待ちきれない」
二人のドライバーも、悪くない感触を感じたとコメントした。
ダニエル・リカルド
DAY 1 1:32.599 52周 281.424 km
DAY 2 1:31.361 88周 476.256 km
DAY 3 1:37.015 70周 378.840 km
「3日間とも順調だった。マシンは昨年より確実に進化していると思う」
「距離を稼げたし、いいフィーリングに持って行けた。排水口の問題で走行が中断されて心配だったけれど、修復できてよかった」
「初日と2日目にショートランを行ない、最終日の今朝は、レースシミュレーションをこなして、パフォーマンスが期待通りのところにいることを確認できた」
「中団グループで戦うことを目指して、ここで得たものを最大限に生かしたいと思う。全体的にスムーズなテストだったので、不安なく開幕戦を待つことができるね。収穫がいくつかあったし、自分たちの位置もわかっているけれど、Q3に進んだり、ポイント争いの常連になるには、もう少し見つけなければならないことがあることは分かっている」
角田裕毅
DAY1 1分34秒136 64周 346.368km
DAY2 1:38.074 40周 216.480 km
DAY3 1分30秒775 53周 286.836 km
「テストはかなりスムーズだった。コースの排水管のフタが外れるなどの問題があったので、走行プログラム通りには進まなかったけれど、うまく対応できたと思います」
「クルマは昨年に比べていい方向に進んでいると感じたので、ここまでは満足。バランスも良くなったし、特にフロントはしっかりしていると感じた。リアはまだ課題が残っているけれど、いい方向に進んでいると思います」
「ここでの3日間でたくさんの距離をこなして、良いデータを集められ、マシンの限界を見つけるのに役立ちました。タイムシートを見る限り最下位ではないけれど、他のマシンと比べてどの位置にいるのかはまだわかりません」
【STINGER】
Photo by Visa Cash App RB