ベルギーGPスプリント・レース–ピアストリいよいよホンモノ!
スプリント・レース・フォーマットで行なわれたベルギーGP土曜日は、篠着く雨の中で、11周の文字通りのスプリント・レースを戦い、フェルスタッペン+レッドブルが新人オスカー・ピアストリのマクラーレンの追撃を振り切って優勝した。
ポトントが与えられるのは8番手まで。ピアストリの2位が光るレースだった。
名手であり、この日32歳の誕生日を迎えたアロンソ+アストンマーチンがスピンしてコースオフ、レースをリタイアする希有なレースでもあった。このスピンでセフティカーが出動した。
スタートでトップに立ったピアストリ+マクラーレンを、フェルスタッペン+レッドブルが6周目に挽回してそのままゴールした。
マックス・フェルスタッペン(ウィナー)
「ピアストリの攻撃を防ぐのは楽ではなかった」
オスカー・ピアストリ(2位)
「いいレースができて嬉しい。2周、レースをリードできたのはよかった」
ピエール・ガスリー(3位)
「3位はハッピー。いいレースができるマシンを作ってくれたチームに感謝したい」
角田裕毅+アルファタウリは、18番手。ここでも10番手のリカルドに後れをとった。
ベルギーGPスプリントレース結果(11周)
1.フェルスタッペン+レッドブル
2.ピアストリ+マクラーレン
3.ガスリー+アルピーヌ
4.サインツ+フェラーリ
5.ルクレール+フェラーリ
6.ノリス+マクラーレン
7.ハミルトン+メルセデス
8.ラッセル+メルセデス
9.オコン+アルピーヌ
10.リカルド+アルファタウリ
11.ストロール+アストンマーチン
12.アルボン+ウィリアムズ
13.ボッタス+アルファロメオ
14.マグヌッセン+ハース
15.周冠宇+アルファロメオ
16.サージェント+ウィリアムズ
17.フルケンブルグ+ハース
18.角田裕毅+アルファタウリ
19.ペレス+レッドブル
20.アロンソ+アストンマーチン
[STINGER]山口正己