2/28 バルセロナF1合同テスト4日目 BMWザウバー
BMWザウバー
プレシーズン最後のテスト最終日は、ふたたび小林可夢偉が担当。午前中のセッションでギヤボックスのトラブルがあり、状況を改善するために2時間ほど時間を割いた。午後はプログラムの遅れを取り戻そうとしたが、マシンは早い段階で停止してしまった。
小林可夢偉
「技術的な問題が出てしまって、今日予定していた走行距離を走りきることができませんでした。ただ、レースの予習をおさらいすることもできましたし、僕にとってはいい日でもありました。昨日も言いましたけど、これは僕にとってすごく重要なことなんです。それに、テストの経験が身になっていると思います。バーレーンGPへの準備はできていると感じています」。
ウィリー・ランプ(技術部門責任者)
「最初のセッションの出だしはスムーズに走行していたが、残念なことに途中からマシンの信頼性の問題でテストを続行できなくなった。朝のトラブルはシフトの問題で、これは詳しく調べる必要がある。それから、午後の方は燃料系の問題だった。もちろん、どちらも開幕戦までに解決できる内容だ。ここバルセロナでは、新しい空力パーツをテストを行い、これらは風洞で想定していた通りのパフォーマンスを示してくれた。そして、技術的なセットアップを最高のものにすることに集中した。われわれは、新しいシーズンへの準備が整っていると感じている。とても忙しい4週間を過ごしたチームは、レースを非常に楽しみにしているし、マシンの全体的なパフォーマンスに満足しているよ」。