バルセロナ・テスト2、2日目のトップはロズベルグ
メルセデスはついに本領発揮? マクラーレンは一日で初めて100周を突破し、F.インディアの新車がトラックデビュー。
26日(木)〜3月1日(日)の4日間、スペイン-バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットでおこなわれている今年3回目にして最後のプレシーズン・テストとなるバルセロナ・テスト2の2日目トップタイムは、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームのニコ・ロズベルグが記録した。
2位はウィリアムズ・マルティーニ・レーシングのバルテリ・ボッタス、3位はザウバー・F1・チームのフェリペ・ナッセが記録した。
トップ周回数は、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・フェッテルが記録した143周だった。
今シーズン最後のプレシーズン・テストは、フェルナンド・アロンソ不在となったマクラーレン・ホンダは2日目もジェンソン・バトンが担当。バトンが走らせた「MP4-30」はプレシーズン・テストで一日に記録した周回数が初めて100周を突破。テスト終了間際にターン7と8のあいだでストップしてしまったものの、最終的に101周まで記録を伸ばした。
また、初日からの参加を見送り、テストに参加する9チームで唯一新車を投入していなかったサハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チームの「VJM08」が、ニコ・フルケンベルグの手でトラックデビューを果たした。
■バルセロナ・テスト2 – 2日目 結果
1.ニコ・ロズベルグ / メルセデス / 1:22.792 / 106周
2.バルテリ・ボッタス / ウィリアムズ / 1:23.995 / 90周
3.フェリペ・ナッセ / ザウバー / / 1:24.071 / 141周
4.セバスチャン・フェッテル / フェラーリ / 1:25.339 / 143周
5.ジェンソン・バトン / マクラーレン / 1:25.590 / 101周
6.パストール・マルドナド / ロータス / 1:26.705 / 140周
7.マックス・フェルスタッペン / トロロッソ / 1:26.766 / 139周
8.ダニール・クビアト / レッドブル / 1:26.965 / 80周
9.ニコ・フルケンベルグ / F.インディア / 1:29.847 / 77周
※参考タイム:
1:23.500(バルセロナ・テスト2の初日にマッサが記録した最速タイム)
1:24.067(バルセロナ・テスト1でグロジャンが記録した最速タイム)
1:24.871(昨年5月のバルセロナ・テストでマルドナドが記録した最速タイム)
1:25.232(同所で昨年開催されたスペインGP予選でハミルトンが記録した最速タイム)
【STINGER】
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team