F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

イタリアGPの予選後の会見は、中央にルイス･ハミルトン（メルセデス）が鎮座し、両脇にフェラーリのキミ･ライコネンとセバスチャン･フェッテルが並んだ。フェラーリの2－3位は、2013年のマレーシア以来。

スムーズで完璧なハミルトン＋メルセデスがF1通算49回目のポールポジョンを決めたが、モンツァの主役は2台のフェラーリ。モンツァに詰めかけたティフォージは、喜びを爆発させた。

また、長いストレートでパワーユニットの優位がタイムに直結するモンツァで、シーズン初めて、圧倒的な優位を保つメルセデスのパワーユニット搭載の4チーム8台がそろってQ3進出するチャンスとみられていたが、最後の土壇場で、フェラーリ･エンジン搭載のエリクソン＋ザウバーが9番手タイムを記録して、マルドナド＋ロータスを11番手に追い出してこれを阻んだ。

マクラーレン･ホンダは、昨日までより進化した走りを見せたが、共にQ1で敗退した。

明日のレースは、14時（日本時間21時）にスタートする。