バルセロナ・テスト2、3日目のトップはライコネン、アロンソは7位
“ヘイロー”タイプのコクピット保護デバイスを装着して初めて走行をおこなったライコネンがトップ。
先週に引き続き、1日(火)〜4日(金)の4日間、スペイン-バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットでおこなわれている今年2回目にして最後のプレシーズン・テストとなるバルセロナ・テスト2、3日目のトップタイムは、スクーデリア・フェラーリのキミ・ライコネンが記録した。
ライコネンはこの日、2017年から導入予定のコクピット保護デバイス案のひとつ、”ヘイロー”をマシンに取り付けてテストをおこなった。
周回数は昨日のカルロス・サインツに引き続きスクーデリア・トロロッソのマックス・フェルスタッペンがトップの159周を記録した。ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが交代で走行を担当するメルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームは合計で144周と2番目に多い周回数を記録した。
マクラーレン・ホンダの3日目はフェルナンド・アロンソが担当。午前中に57周をこなし、レースに備えた準備を行った午後は61周を記録、7位のタイムを記録した。
■バルセロナ・テスト2 – 3日目 結果
1. キミ・ライコネン / フェラーリ / 1:22.765 / 136周
2. フェリペ・マッサ / ウィリアムズ / 1:23.193 / 119周
3. ニコ・フルケンベルグ / F.インディア / 1:23.251 / 137周
4. マックス・フェルスタッペン / トロロッソ / 1:23.382 / 159周
5. ニコ・ロズベルグ / メルセデス / 1:24.126 / 81周
6. フェリペ・ナッセ / ザウバー / 1:24.760 / 116周
7. フェルナンド・アロンソ / マクラーレン / 1:24.870 / 118周
8. パスカル・ウェーレイン / マノー / 1:24.913 / 48周
9. ダニール・クビアト / レッドブル / 1:25.141 / 121周
10.ジョリオン・パーマー / ルノー / 1:26.224 / 98周
11.ルイス・ハミルトン / メルセデス / 1:26.488 / 63周
12.ロメイン・グロジャン / ハース / 1:27.196 / 78周
*参考タイム:
1:23.022(初日にロズベルグが記録した最速タイム)
1:23.261(2日目にボッタスが記録した最速タイム)
バルセロナ・テスト1の4日間で記録されたタイム
1:24.939(初日にフェッテルが記録した最速タイム)
1:22.810(2日目にフェッテルが記録した最速タイム)
1:23.110(3日目にフルケンベルグが記録した最速タイム)
1:23.477(最終日にライコネンが記録した最速タイム)
1:24.681(2015年スペインGP予選Q3でロズベルグが記録した最速タイム)
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