[ル・マン24 時間] 公式予選2回目もボーデがポール獲得
第78回ル・マン24時間の予選は、1位から3位までを、チーム・プジョー・トタルのマシンが独占。予選2日目は変わりやすい天候に翻弄され、新たなポール争奪戦は見られなかった。
908 HDi FAP 3号車
◆セバスチャン・ブルデー(元トロ・ロッソ)
「ポールを獲得したことでチームの力は証明された。次はそれを勝利に結びつけないとね。今日は良い仕事ができたよ。ラスト15分の目的は、マシンのバランスを確認することで、タイムを更新することではなかったからね。正直、早くレースが始まって欲しいね。土曜までは、じりじりし続けることになりそうだよ。機材も、速さも、そして人材もそろっている。でも、油断は禁物だね。勝つためには、運も必要だしね」。
908 HDi FAP 1号車
◆アンソニー・デビッドソン(元スーパーアグリ)
「最後の走行までは、なかなか準備万端という感じにならず、スピードを上げるのに手間取ってしまった。しかしその後は、ようやく自信を持って走れるようになって、ラップタイムも縮まり始めたんだ。今は決勝のスタートが待ちきれないよ。明日が土曜じゃないのがが残念だ」。
予選最終結果
1位-プジョー908HDi FAP 3号車(ブルデー):3分19秒711
2位-プジョー908HDi FAP 1号車(ウルツ):3分20秒317
3位-プジョー908HDi FAP 2号車(サラザン):3分20秒325
4位-プジョー908HDi FAP 4号車(ラピエール):3分21秒192
5位-アウディR15 TDI 9号車(ロックンフェラー):3分21秒981
6位-アウディR15 TDI 7号車(マクニッシュ):3分22秒176
決勝の様子は、土曜日の14時00分より「アレクサンダー・デルペリエ」の提供によるプジョー・ウェブTVにて放映される。