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気温が助けた磨耗–タイヤが観たメキシコGP

メルセデスのルイス・ハミルトンがメキシコGPでシーズン10勝目、自身63勝目を記録した。

2列目3番グリッドからスタートしたハミルトンは、ミディアムからハードに交換する1ストップ戦略。トップ3が採用したこの戦略は、オートドロモ・エルマノス・ロドリゲスの厳しいコンディションでは難しいと予測されていたが、土曜日までより高くなった気温が、グレイニングの抑制につながり、この1 ストップ戦略に味方した。

▲各タイヤのベストタイム。

71周で行なわれたメキシコGPのキーポイントは、以下の通り。

◆ ハミルトンは、早めにミディアムからハードへ交換したドライバー中の一人で、その後、ハミルトンは、48周のファイナルスティントで完璧にタイヤをマネージして優勝した。

◆ ハミルトンの他にハードタイヤでロングスティントを走行したのは、ルノーのダニエル・リカルドで、ただ一人ハードタイヤでスタートし、50 周のオープニングスティント後、ミディアムへ交換して8位に入賞した。

◆ レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ミディアムでスタート後、序盤の接触でタイヤをパンクさせてハードへ交換、残り66周を走行。一時は最下位まで順位を落としたものの6位でフィニッシュした。

◆ 2ストッパー中の最上位ドライバーは、4位フェラーリのシャルル・ルクレール。ルクレールは、理論的に最速と予測されていたミディアム – ミディアム – ハードと繋ぐ戦略を実行した。

◆ 最終的に、ソフトタイヤでスタートしたドライバーを含む7名が2ストップ戦略を採用した。

◆ 雨に見舞われた土曜日までより高い気温でレースが行われ、最高路面温度は49℃に達した。

◆ 各コンパウンドのパフォーマンス
*ハード/C2
鍵を握るレースタイヤとなり、多くのドライバーがハードタイヤでロングスティントを走行した。ハードタイヤは、デグラデーションも小さく、今日のコンディションに適していた。
*ミディアム/C3
5名を除く全ドライバーがミディアムタイヤでスタートした。
*ソフト/C4
スタートタイヤとして使用義務のあるトップ10中4名のみが、レースでソフトタイヤを使用した。

▲各タイヤの最長走破周回数。

◆マリオ・イゾラ・ピレリ カーレーシング責任者
「ライバルたちの戦略への対応を含め、多様な戦略が展開されました。昨日までよりも気温が高く雨の心配もなくなったことで、スライドやグレイニングが抑止され、1 ストッパーが実現可能になりました。ハードタイヤが重要な役割を演じ、いくつかの非常に長いスティントが見られました。中でもルイス・ハミルトンは、フロントロウからのスタートでなかったにも関わらず、オーバーテイクが難しいサーキットで、ハードタイヤを最大限に活用して優勝を果たしました」

【STINGER】
photo by PIRELLI

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