空気を吸い出して路面に張りつくゴードン・マーレイのT.50は、レーシングポイントとのコラボで!!

リヤのファンから空気を吸い出して地面に張りつく。
鬼才デザイナーのゴードン・マーレイが出身地の南アフリカからイギリスに渡って50年を記念してデザインするT50の全貌が見えてきた。とうやら、レーシングポイントF1チームとのコラボで開発が進められるていることが公表された。
ブラバムとマクラーレンで58勝を記録しているゴードン・マーレイが主宰する“ゴードンマレーオートモーティブ(GMA)”が、各新的なハイパーカー『T.50』を発表したのが今年の5月、2020年5月に正式発表され、2022年からの市販をめざしていることが伝えられた。

ブラバムBT55の様なファンカー・システム。
T.50の潔さは、ハイブリッドではなく、COSWORTH製の自然吸気V12エンジンを6速マニュアルトランスミッションで駆動する古典的スポーツカーということろだ。マーレイがデザインしたマクラーレンF1が、二十世紀最後のスーパーカーと言われたが、T.50は、レーシングポイントとのコラボレーションで、EV世代にバトンを渡す最後のクルマになろうとしている。

40年以上前にF1に衝撃を与えたフラバムのファンカー。
【STINGER】
photo by Gordon Murray Design / STINGER




