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トヨタのル・マン・チャレンジの2台目のドライバー決定!!

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2台目のドライバーも決まった。

トヨタ・レーシングは、1月24日に参戦を発表した2012年ル・マン24時間レースに参戦させるTS030 HYBRIDの2台目のドライバーを発表した。

2012年のFIA世界耐久選手権(WEC)第3戦ルマン24時間に参戦する2台目のTS030 HYBRIDのドライバーは、以下の3名。

◆アンソニー・デビッドソン(32歳:イギリス)
◆石浦宏明(30歳:日本)
◆セバスチャン・ブエミ(23歳:スイス)

アンソニー・デビッドソンは、佐藤琢磨のチームメイトとしてスーパー・アグリF1チームでF1に参戦したことで知られるが、ホンダ・ワークスであるBAR(現メルセデスAMG)のドライバーとしてもお馴染み。昨年のル・マン24時間レースでは4位入賞を含む参戦経験を持ち、セブリング12時間レースやスパ-フランコルシャン6時間レースでも勝利を飾っている。

石浦宏明は、フォーミュラ・ニッポンやスーパーGTげ活躍する日本期待の実力者。

セバスチャン・ブエミは、昨年までスクーデリア・トロロッソのドライバーとしてF1に参戦していたが、今年はシートを失ったことで、熱いアタックをトヨタ・レーシングの本拠地であるドイツのTMGにかけ、1月末にフランスのポールリカールで行なわれたTS030のシェイクダウンテストの会場にも姿を見せていた。

2台目のドライバー決定に対して、ル・マン・プロジェクトのチーム代表を務める木下美明TMG社長は、「チーム2台目のTS030 HYBRIDは、エキサイティングなドライバー・ラインナップとなった」とし、以下のようにコメントした。

「アンソニー・デビッドソン、石浦宏明、セバスチャン・ブエミの3名は、才能と知性を併せ持ち、既にモータースポーツの世界で好結果を重ねてきている。彼らがトヨタ・レーシングに大きく貢献してくれることを確信している。我々は、ドライバーを速さや安定性だけでなく、チームの一員としての能力も考慮して選んだ。この3名は我々のプロジェクトに好適なドライバーであり、彼らをチームに迎えられて本当に嬉しい。レギュラー・ドライバーであるアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴の3名とともに、トヨタ・レーシングがル・マン24時間レースで活躍できる強いチームにしてくれるメンバーだと信じている」。

◆アンソニー・デビッドソン
「トヨタ・レーシングの一員となって、今年のル・マン24時間レースに再び参戦することになり、本当に嬉しい。ル・マン24時間レースを戦うことは常に大変エキサイティングなことだが、トヨタ・レーシングのようなチームに加わって、ハイブリッド・レーシングカーで出場するということで更に特別な思いだ。TS030 HYBRIDとその技術についてはこれまで色々なことを耳にしてきたが、私のキャリアで初めてとなるハイブリッドカーを実際にドライブするのを楽しみにしている。今年はチームにとって学習の年だということはわかっているが、トヨタ・レーシングは高いポテンシャルを秘めており、今年のル・マン24時間レースでもそれを示せればと思っている」。

◆石浦宏明
「レース人生における目標の一つである、ル・マン24時間レースに挑戦できるのは大きなチャンスだ。ここ数年間、耐久レースで多くの経験を積んできており、このカテゴリーでの戦い方は得意としているが、ル・マン24時間レースのスケールやスピードはさらに上のレベルだろう。TS030 HYBRIDは、ロールアウトの際に既に体験済みであり、一番最初にドライブした。外見からの好印象だけでなく、可能性の高さも感じられ、開発に貢献できるのを待ち望んでいる。ル・マンに参加できることが楽しみで、待ちきれない」。

◆セバスチャン・ブエミ
「トヨタ・レーシングのドライバーとして、世界最大のイベントであるル・マン24時間レースに参戦できることを誇りに思う。特に、トヨタのドライバーとしてル・マンに参加するのは特別なことだ。40年以上前から私の祖父はトヨタのディーラーを経営しており、基本的にトヨタというブランドと共に育ってきた。将来を見据えた先進技術に注力しているトヨタのハイブリッドカーをドライブ出来ることにも興奮している。これまでに初代と第2世代のプリウスでハイブリッドカーを運転したことがあるが、TS030 HYBRIDは更に進化しており、レースを戦うのを心待ちにしている。LMP1車両はハイレベルなレーシングカーであり、プロフェッショナルな環境でのレースは、有意義な経験となるだろう」。

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