ライコネンとリカルドに2グリッド降格ペナルティ
セッション再開後、列に並ばずトラックに出たライコネンとリカルド。
ロータス・F1・チームのキミ・ライコネンとスクーデリア・トロロッソのダニエル・リカルドは、それぞれ2グリッド降格のペナルティを受けることになった。
8日(土)におこなわれたカナダGP予選Q2で、スクーデリア・フェラーリのフェリペ・マッサがクラッシュして赤旗が掲示されたあと、セッション再開時にQ2は残り2分を切っていたため、多くのマシンがタイムを出すために可能な限りクリーンな状態で走り出そうと、ピットの出口で行列を作っていた。
このように、ピットレーンの出口に行列ができた場合、出口に到着した順に出口のファストレーンに並んマシンを並べ、そこからトラックへ出なければならないが、ライコネンとリカルドはその列に並ばず、列の横のスペースにマシンを止め、そこからトラックに出たため、ペナルティーが下された。
このペナルティーにより、ザウバー・F1・チームのニコ・フルケンベルグが9番グリッド、ライコネンが10番、リカルドが11番グリッドからスタートすることになる。
Photo by LAT Photographic