トルコGP 決勝トップ3記者会見 ジェンソン・バトン
2位 ジェンソン・バトン
「ターン12でアウトに出て、そこから次のコーナーで一気にルイスを刺したんだ。そのあと5つのコーナーは、文字通りサイド・バイ・サイドで抜けて行ったね。その後1コーナーでかわされてからは、燃料節約モードに入った。事前の予想よりペースが速くて、最後まで走り切れるかちょっと不安だったからね」。
「スタート直後のマイケル(・シューマッハの愛称)とのバトルも、大いに楽しんだよ。スタートでかわされたけど、ターン12で抜き返すことができた。レースペースは素晴らしかったし、予選4番手からの2位表彰台は最高の結果だよ」。
「マイケルを抜き返してからは、前の3台に対してちょっと間隔を置いてみた。タイヤをいたわろうという気持ちもあったし、すぐに追い付ける自信もあったからね。ここまでのレースでは、レッドブルの2台が視界から消えてしまうことが多かった。だから彼らとほとんど互角で戦えてることが、すごくうれしかったよ」。
「燃料節約の指示が、実はチームメイト同士の戦いをやめさせる方便だったんじゃないかって?僕は、そうは思わない。その4周か5周前にも、同じ指示が来てたしね。確かまだ、30周目ぐらいだったかな。レッドブルに付いて行った僕らのペースが、事前の予測より速過ぎた。それでマズイと思って、ペースダウンを指示したんだと思う」。
【柴田久仁夫】