フリー走行2中盤
<17時09分>
7シューマッハ/メルセデスが2台のマクラーレンを飛び越えてトップタイム。この3台だけが1分26秒台に入っている。
またまだ、判断は気が早いが、今年のピレリ・タイヤは、ミハエル・シューマッハ向きではないか、という意見もある。去年のブリヂストンに比べて、前後タイヤのグリップバランスがフロントよりだからだ。シューマッハは、フロントが食いつくバランスが好み。
さらに、タイヤがその傾向なら、リヤタイヤをいかに温存するかが、レースの行方を握るカギになる。このうまさが、2011年シーズンの戦いを左右するなら、シューマッハの高いタイヤ温存能力が、モノをいうかもしれない。さらに、可夢偉も、それが得意だ。
<17時17分>
18ブエミ/トロロッソがコースオフ。不安定な路面と、開幕戦の混沌とした状況で、コースオフするマシンが後を絶たない。ここまで、17ペレス/ザウバー、6マッサ+フェラーリ、12マルドナド/ウィリアムズ、20コバライネン/ロータス、24グロック/ヴァージンがコースを外れている。
<17時22分>
21トゥルーリ/ロータスが3コーナーでコースを外れた。長いストレートの後、右に強く曲がり込み、シケイン状に切り返すそこでのコースオフは、フリー走行2では4台目。
<17時24分>
4バトン/マクラーレンが唯一1分25秒台にいれた。昨年のレース中のファステスト・ラップは、1分28秒台(ウェバー+レッドブル)であることを考えると、すでにそれなり以上のペース。去年の予選最速は、1分23秒台(フェッテル+レッドブル)。
<17時28分>
2台のマクラーレンに続いて、5アロンソ/フェラーリが3番手のタイムを記録、2ウェバー/レッドブル、7シューマッハ/メルセデス、1フェッテル/レッドブル、6マッサ/フェラーリまでが1分26秒台を記録している。
17ペレス/ザウバーが11バリチェロ/ウィリアムズを従える8番手。ペレスのチームメイトの小林可夢偉は、1分28秒台に留まり、14番手にいる。