メルセデス完全復活の狼煙? マクラーレン・ホンダ3番手!!–2016F1GP第2戦バーレーンGPトピックス
“本番”と同じコンディションで行なわれるフリー走行2で3番手タイムを記録したジェンソン・バトン。
2016 F1GP第2戦のスケジュール初日の話題は、メルセデスが磐石の強さ復活、マクラーレン・ホンダの躍進だった。
メルセデスの2台は、スロースターターだった開幕戦とは様相を変え、フリー走行1開始早々に圧倒的なタイムを記録して、他を寄せつけないペースセッターとしてスケジュールを進めた。
メルセデスのライバルとして期待されているフェラーリは、キミ・ライコネンは順調な初日だったが、セバスチャン・フェッテルは、トラブルサムな初日となった。
まずはフリー走行1でドリンクボトルから水漏れ。走行に問題のない小さなトラブルだが、流れが心配されるトラブルだった。
続いてフリー走行2では、左リヤのナットのゆるみでコースサイドにマシンを停めた。これもメカニカルなトラブルではないので大きな心配はないものの、予選/決勝と同じコンディションで行なわれるトワイライトのコンディションで行なわれるフリー走行2の走行時間を削られ、人的ミスの心配を残した。
これに対して大きな注目を集めたのが、ジェンソン・バトンのマクラーレン・ホンダだった。
1時間半で行なわれるフリー走行2を1時間ほど消化した時点で、メルセデス2台に続く3番手のタイムを記録!! ロングランペースもそれなり以上で期待をもたせる走りを見せた。
開幕戦のアクシデントの軽い後遺症からドクターストップがかかったフェルナンド・アロンソの代役として、F1デビューを果たしたストフェル・ヴァンドーンも11番手と、好調。明日の予選で、ホンダがシーズンの目標としている”Q3進出”の期待を高めた。
バーレーンGPの舞台であるザヒール・サーキットは、高速コースとして知られ、パワー・サーキットとも呼ばれるエンジンパワーがモノを言うコース。ジェンソン・バトンは、「今年の車体は過去最高」と太鼓判を押していたが、パワーユニットが非力ではタイムが出ないコース。スピードアップに期待が高まった。
スケジュール2日目の土曜日は、15時(日本時間21時)からフリー走行3、18時(日本時間24時)から予選が行なわれ、日曜日の日本時間24時に57周の決勝レースがスタートする。
◆フリー走行1結果
1. ロズベルグ+メルセデス
2. ハミルトン+メルセデス
3. ライコネン+フェラーリ
4. リカルド+レッドブル
5. クビアト+レッドブル
6. フルケンベルグ+フォース・インディア
7. サインツ+トロロッソ
8. フェルスタッペン+トロロッソ
9. グロジャン+ハース
10. マッサ+ウィリアムズ
11. フェッテル+フェラーリ
12. ボッタス+ウィリアムズ
13. グティエレス+ハース
14. バトン+マクラーレン・ホンダ
15. マグヌッセン+ルノー
16. エリクソン+ザウバー
17. ウェーレイン+マノー
18. ヴァドーン+マクラーレン
19. ナッセ+ザウバー
20. パーマー+ルノー
21. セリス+フォース・インディア
22. ハリアント+マノー
◆フリー走行2結果
1. ロズベルグ+メルセデス
2. ハミルトン+メルセデス
3. バトン+マクラーレン・ホンダ
4. フェルスタッペン+トロロッソ
5. ライコネン+フェラーリ
6. フェッテル+フェラーリ
7. クビアト+レッドブル
8. ボッタス+ウィリアムズ
9. リカルド+レッドブル
10. マッサ+ウィリアムズ
11. ヴァンドーン+マクラーレン
12. グティエレス+ハース
13. サインツ+トロロッソ
14. グロジャン+ハース
15. ペレス+フォース・インディア
16. マグヌッセン+ルノー
17. フルケンベルグ+フォース・インディア
18. パーマー+ルノー
19. ウェーレイン+マノー
20. エリクソン+ザウバー
21. ナッセ+ザウバー
22. ハリアント+マノー
Photo by [STINGER]