セバスチャン・フェッテル喜びのトップ3会見

—-セバスチャン、2013年以来の勝利、そして少年時代のアイドルであったフェラーリでの最初の勝利ですね。今の気持ちとセーフティー・カーが入った時にステイ・アウト(ピットに入らず走り続けること)を選択したストラテジーについて教えて下さい。

セバスチャン・フェッテル:素晴らしい日だね。どんな気持ちかいって? 信じられないよ。メルセデスのふたりをポディウムで見下ろすなんて、信じられない気分だったよ!
フェルナンド(・アロンソ)がフェラーリで勝った時や、特にミハエル(・シューマッハ)が勝った時にチームに祝福されているのを思い出したよ! 素晴らしいよね! チームの一員になったことは、特別なことだよ。本当に嬉しい!去年はすごくタフだった。でも、今、1年ぶりの勝利だよ。勝てないクルマでの去年のタフなシーズンから素晴らしいカムバックだね。
今年、クルマのバランスは僕にとてもあってるし、自分のドライビングができる。キミ(・ライコネン)も去年に比べてうまくやってるように思うしね。すごく嬉しい。
今日のストラテジーも素晴らしかったね! チームのみんなに感謝してるよ。彼らがやってくれたんだ。少し驚いてる。金曜、ミディアム・タイヤはあまり良くなかったからね。第1スティント、ルイス(・ハミルトン)はとても苦しんでいて、僕はついていけたんだ。楽しかったよ!
僕はタイヤをできるだけ長持ちさせなきゃいけないことを知ってたからね。第2スティントはルイスが僕を追いかけてきて、タフだったね。それで、最後はクルマのバランスをとりながら、最後の数周は十分なギャップを保つことができたよ。最後の数周で頭に浮かんだのは、「この紅いクルマで勝てる!」でも、「考えるのはやめよう。次のコーナーでミスするかもしれないし、何かあるかもしれない」ってね。
本当に、本当に、チェッカーを受けて、ポディウムでチームのみんなを見た時は救われた。本当に素晴らしい日だよ。
メカニックとエンジニア、マラネロのみんなに感謝してる。そこにはたくさんの人がいて、たくさんの可能性がある力強いプロジェクトがあるんだ。冬にすばらしい仕事ができた。今日は彼らの勝利だね。
—-ルイス、あなたの番です。レースが終わって、まだ、あなたはチャンピオンシップをリードしています。でも、明らかに今日はフラストレーションが溜まる日でしたね。クルマやタイヤの状態や違うストラテジー、今日はレースを勝てると思っていましたか?

ルイス・ハミルトン:今日はフェラーリの日だったね。彼らはこの週末、素晴らしい仕事をした。セバスチャンとフェラーリ、本当におめでとう! 僕らは、今日は彼らのように速いことは期待できなかったよ。ファンにとっては素晴らしいよね。どうなったわからないけど、もし、僕が彼とステイ・アウトしていたら、大きな差がついたかもね。もし、タイヤのデグラレーションが少し良くなったとしても、多分、彼らはうまくやったさ。まだ、差がなかったから、最初のピットストップの後、追いつこうとしたけど、ちょっと無理だったね。
—-次はニコ。間違いなく今日はストラテジーが決め手でした。セーフティ・カーの際、第2スティントをハードタイヤでいったのは?

ニコ・ロズベルグ:レース前からのプランだったんだ。セーフティ・カーが入ったラップでピットに入ることを決めていたんだよ。多くのみんながステイ・アウトするとは思ってなかった。それで、ピットで時間がかかっちゃって、みんなが先に行ってしまった。これが問題だったね。
集団で走るのはいつもとても難しいし、タイヤもかなり劣化してしまった。これで後退することになったんだ。僕は出来るだけ取り戻そうとトライしたけど、ルイスに追いつくことはできなかった。ピットストップで多くを失ったけど、ルイスに近づけたのは嬉しいね。でも、アタックするには充分じゃなかったよ。
【翻訳:Masataka Hoshi】
Photos by
Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA(集合写真、フェッテル)
MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team(ハミルトン、ロズベルグ)




