予選終了後、いつものようにトップ3会見が行なわれた。ボールポジションのジェンソン・バトン、フロントローを奪ったヤルノ・トゥルーリ、そして、3番手のタイムを記録したセバスチャン・ベッテルだ。
開幕戦と同じく、2008年と違う新鮮な顔ぶれ。中でもトゥルーリの温和な表情が非常に印象的だった。
トゥルーリは、運転の巧さには定評があるが、神経質で過敏なことでも知られる。そのイタリア人が、興奮していいはずのフロントローを決めた直後に落ち着いていること。これは、トヨタのマシンの進化以上に、全体の体制進化を感じさせた。
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