フリー走行3 序盤
<11時00分>
16小林可夢偉/ザウバーが真っ先にコースイン。確認のためのインスタレーション・ラップを終えた。
<11時05分>
7シューマッハ/メルセデスが早々に連続走行に入り、1分22秒441を記録した。周回タイムを記録しているのはM.シューマッハただ一人だ。
<11時06分>
7シューマッハ/メルセデスが1分20秒台に1分秒を進めた。走りに破綻はみられない。
<11時07分>
順調に走行を進める7シューマッハ/メルセデスの相方、ニコ・ロズベルグがトンネル出口のシケイン手前でガードレールにクラッシュ、シケインを直進してジャンプ、危うくバリアとの激突は避けたものの、一瞬冷や汗の出るアクシデントでコース中央に立ち往生した。当然の赤旗。
8ロズベルグ/メルセデスは、トンネル出口で姿勢を乱してマシンを振られ、右のガードレールに接触してコントロールを失った。1994年のカール・ベンドリンガーのドライバー生命を奪ったアクシデントを思い出させる際どさだった。
1分19秒台までタイムを伸ばしていた7シューマッハ/メルセデスは、ピットに戻ってクルマを降りた。
ゼッケン8のメルセデスは、右側サスペンションを前後とも全損し、ノーズも壊したが、ニコ・ロズベルグはまったく無事でコクピットを降りた。
DRS計測開始位置からDRS使用可能位置の間で前車の約1秒以内にいればDRSが使用可能。DRSは、DRS使用可能位置からブレーキを踏むまで使用できる。