フリー走行3 序盤
<10時00分>
雨は降っていないが、シルバーストンをどんよりした空が見下ろしている。
10時ちょうどにグリーンライトが点灯すると、隻をきったように、次々とコースインが始まった。今日のフリー走行が雨に祟られ、ドライ路面でのデータがないためだ。通常なら、セッション開始当初しばらくの走行は、新興チームが中心になるのだが、すでに、マクラーレンやレッドブルもコースインして確認走行を開始している。
<10時05分>
セッション開始5分で全車が確認のためのインスタレーション・ラップを終え、ピットに戻って調整を行なっている。
<10時07分>
8ロズベルグ/メルセデスのマシン後部のギヤボックスの周辺から火が出たが、すぐに消化された。
<10時14分>
7シューマッハ/メルセデスが1分36秒229を記録。19アルゲルスアリ/トロロッソ、9ハイドフェルト/ルノー、18ブエミ/トロロッソ、2ウェバー/レッドブル、16小林可夢偉/ザウバー、17ペレス/ザウバー、14スーティル/Fインディア、などが周回タイムを記録している。
<10時16分>
7シューマッハ/メルセデスがスピン。カメラのレンズに水滴が見え始める。弱い雨が降り始めた。
2ウェバー/レッドブルが7シューマッハ/メルセデスに続く2番手タイムを記録した。
<10時18分>
16小林可夢偉/ザウバーが2ウェバー/レッドブルを越える2番手。さらにセクター1で区間ベストを更新してアタックを続けている。
<10時19分>
2ウェバー/レッドブルが唯一の1分34秒台でトップタイム。16小林可夢偉/ザウバーが1分35秒秒台で続いている。
<10時20分>
19台がコース上に出ている。カメラのレンズに雨粒は確認できるが、路面状況は、ドライのままだ。
気温、路面温度とも17℃。風は、2.7m/sと、シルバーストンにしては弱い部類だ。
DRS計測開始地点からDRS使用可能地点の間で前車の約1秒以内にいればDRSが使用可能。DRSは、DRS使用可能地点からブレーキを踏むまで使用できる。