マクラーレン創設50周年、「2015年はホンダと過去の栄光再現を目指す」
本日、創設50周年を迎えたボーダフォン・マクラーレン・メルセデスを擁するマクラーレン・グループは、これまでの50年を振り返り、これからのマクラーレンのビジョンについてリリースで発表した。
1963年の9月2日、26歳の一人のニュージーランド人がイギリスのニュー・モールデン-サリーに、少人数の献身的なクルーとともに、自分の名前を関したクルマを製造、小規模なワークショップ「ブルース・マクラーレン・モーター・レーシング社」を設立しました。
われわれは現在、拠点をイギリスのウォーキングへと移し、2,000人以上のクルーを抱えています。
マクラーレンのF1チームは1966年からF1に参戦し、これまでに182勝を挙げ、1967年〜1972年までは、北アメリカの象徴ともいえるレースのカンナム・スポーツカー・シリーズで43勝、1972年〜1976年までにインディ500を3勝、ル・マン24時間には1995年に初参戦を果たしました。
マクラーレンのF1チームは、エマーソン・フィッティパルディ、ジェームス・ハント、ニキ・ラウダ、アラン・プロスト、アイルトン・セナ、ミカ・ハッキネン、そしてルイス・ハミルトンといった、モータースポーツで伝説として語り継がれている偉大なチャンピオンたちを擁してきました。
現在は、F1、NASCAR、インディカーのあらゆるチームへ、選び抜かれたスポーツ&ヘルスケアへのエネルギー、製品設計と、広範囲にわたるマクラーレンのテクノロジーを供給しています。
1993年にはロードカー販売部門のマクラーレン・オートモ-ティブを立ち上げ、ブルース・マクラーレンの遺志を継いだスーパーカー、「F1」を販売しました。20年たった現在も、歴史に名を残すスーパーカーとして人々に認識されています。最近では、ハイパフォーマンス・スポーツカーの「12C」、「12Cスパイダー」を、さらに、われわれの最新モデルにしてもっともエキサイティングな最上級モデル「マクラーレンP1」を市場に送り出すことに成功しました。
この50周年記念は、野心的な成長へ向けた単なる出発点に過ぎません。「P1」の市場に送り出したあとも、ラインナップを広げるために日々働き続けています。そして、2015年からは、日本のメーカーのホンダとエキサイティングでテクニカルなパートナーシップを結んでいます。彼らとともにF1を戦い、1980年代〜1990年代に達成した44勝、8つのワールド・タイトルを獲得した栄光をふたたび再現することを約束します。
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは、今週末に行われるイタリアGPの会場となるモンツァで、F1に参戦する仲間たちと一緒にこの50周年記念を祝います。
Photo by Vodafone McLaren Mercedes
【翻訳:STINGER】