鈴鹿サーキット開場50周年イベント、盛大にスタート!
▼快晴の3日に行なわれた星野一義と中嶋悟の夢のF1対決!! (photograp:MASARU_HIRATA)
鈴鹿サーキットが、1962年の開場から50周年を迎え、3月3日と4日に『開場50周年記念ファン感謝デ
ー』を開催した。
3日は快晴に見舞われ、3万人の入場者が鈴鹿サーキットに詰めかけた。4日は、天気予報通り、午後
からあいにくの雨に祟られたが、それでも2万7千人の観客を集める人気イベントとなった。
2日間に詰め込みきれないほどのイベント企画が用意され、タイトなスケジュールの中で、鈴鹿サーキットの50年の歴史を飾った2輪/4輪のレジェンドを築き上げたマシンを、当時活躍したドライバーやゲストレーサーが走行させた。
また、鈴鹿サーキットの4輪レースの歴史を語る上で、名勝負として語り継がれている星野一義vs中嶋悟の対決企画も用意された。4日は、あいにくの雨のため、星野がウィリアムズ・ホンダを、中嶋がロータス・ホンダに乗るエキジビションランは中止されたが、3日に行なわれた”対決”は、周囲をヒヤヒヤさせるほどの”熱戦ぶり”。4日に行なわれた星野/中嶋親子トークショーも、ジョークの応酬で炸裂し、スタンドから大きな拍手が沸き起こった。
歴史的F1マシンを集めた”F1レジェンド”には、ホンダ・コレクションホールが動態保存しているウィリアムズFW11ホンダ、ロータス99Tホンダ、マクラーレンMP4/4ホンダ、そして、プライベートオーナー所有の、フェラーリF2003、フェラーリF2002、ラルース・ランボルギーニ、ミナルディ・ランボルギーニ、ロータス101・ジャッドなどが参加。
快晴に恵まれた3日、星野一義+ウィリアムズ・ホンダ、中嶋悟+ロータス・ホンダ、鈴木亜久里+ラルース・ランボルギーニ、中野信治+ミナルディ・ランボルギーニ、佐藤琢磨のマクラーレン・ホンダ、ジャン・アレジのロータス・ジャッドなどのデモランが行われた。
3日4日の雨でコレクションホールの3台はデモランを中止したが、フェラーリF2003を田中哲也が、ロータス101・ジャッドを特別ゲストのジャン・アレジが駆り、冷たい雨の中で待ちわびたスタンドのファンの前
で迫真のウェット走行を披露した。
また、マン島TTレース参戦のために無限(M-TEC)が開発中の電動バイク『神電』も、開発ライダーの宮城光のライディングで、レーシング・モーターバイクの静かな迫力を披露した。
鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、9月にも、鈴鹿サーキットの50年間の歴史を刻んだレーシングマシンやドライバー・ライダーが集まる『50周年アニバーサリーデー』を予定している。詳細は、http://www.suzukacircuit.jp/50th/から。
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▼佐藤琢磨のマクラーレンMP4/4・ホンダ(手前)とジャン・アレジがステアリングを握ったロータス101ジャッド。
(photograp:MASARU_HIRATA)
▼鈴木亜久里のラルース・ランボルギーニと、中野信治のミナルディ・ランボルギーニ。(photograp:MASARU_HIRATA)
▼4日の雨の中で田中徹夜がデモランを行なったフェラーリ2003。
▼二日目の4日、雨の中でジッと待ち続けた観客のために、度肝を抜く果敢な走りを披露したアレジ。
▼中嶋(左)と星野の爆裂トークショー。秘話の連発に、場内爆笑の嵐!!
▼佐藤琢磨がエキジビジョンの”フォーミュラ・ニッポン・ラウンド0″に参戦。快走を見せた。
▼ロスマンズ・ポルシェもイベントに華を添えた。
▼よく見るとヘルメットがふたつ! フォーミュラ・ニッポンの2シーターは抽選で!(photograp:MASARU_HIRATA)
▼夜の帳の中でポッカ1000kmのエンディング再現。後方の2輪は、もちろん8耐のエンディングを思い出させている。
(photograp:MASARU_HIRATA)
▼ドリフト軍団も、見事なパフォーマンス!! (photograp:MASARU_HIRATA)
▼宮城光のライディングで、甲高いモーター音で滑走する無限の神電。今年のマン島TTレースに挑戦する。
(photograp:MASARU_HIRATA)
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