シューマッハ、5月にニュルブルクリンク北コースでデモラン
シューマッハがこのマシンで北コースを走行!(写真は2011年のドイツGPのもの)
昨年限りでF1を引退した7度のF1ワールド・チャンピオン、ミハエル・シューマッハは、5月19日(金)に、ドイツGPの会場となるニュルブルクリンクでデモ走行をすることになった。
今回のデモランは、ニュルブルクリンク24時間耐久レースのプロモーションの一環としとおこなわれるもの。シューマッハは、現在のF1で使用されているニュルブルクリンクのサーキットではなく、かつてF1GPの舞台として使われていた全長20.832kmの北コースを1周する。使用するマシンは、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームの2011年型マシン、「F1 W02」だ。
今回のデモランで久しぶりにF1のマシンに乗ることになったシューマッハは、イベントに向けた意気込みを次のように語った。
◆ミハエル・シューマッハ
「ニュルブルクリンクにはたくさんの思い出があるんだ。僕の故郷のケルペンに近いから、見に来てくれるファンや友達に、僕の走りから何かを記憶に刻んでもらいたいね」。
「シルバーアロー(メルセデスのマシン)の伝説はここから始まったわけだし、北コースを最新技術を結集した現代のマシンで走れるのは、僕にとってもファンタスティックな経験になるよ」。
「世界でもっとも美しくて腕が試されるこのコースを現代のシルバーアローの一つで1周できるなんて、本当にすばらしい組み合わせだよ。これはあらゆるレーシング・ドライバーの夢だね」。