マルドナドに次戦で5グリッドダウンのペナルティ
ピットから出てきたばかりで、クラッシュにいたった理由は「僕にはわからない」とマルドナド。
ロータス・F1・チームのパストール・マルドナドは、20日(日)におこなわれる次戦中国GPで5グリッドダウンのペナルティを受けることになった。
マルドナドは、6日(日)におこなわれたバーレーンGP決勝56周目のターン1で、ザウバー・F1・チームのエステバン・グティエレスのマシン左サイドに突っ込み、グティエレスのマシンは宙を舞う大クラッシュを引き起こしてしまった。
レース後にマルドナドは今回のクラッシュについて「たぶん、彼はブレーキング・ポイントを間違えたんだと思うけど、僕にはわからない。それから、こっちはもうコーナーに入ってたし、行き場はほかになかったよ。どうしてそうなったのか理解するのは難しいし、僕はピットから出てきたから、タイヤは冷えたんだ。彼はとにかくツイいてなかったけど、マシンからすぐにぐ降りられたのはよかったと思う。」とコメント。
これにより、マルドナドはレース中に10秒間のストップ&ゴー・ペナルティを受け、レース後に中国GPで5グリッドダウンのペナルティとペナルティ・ポイントを3点を与えられた。
今年からペナルティ・ポイント・システムが導入されていて、ドライバーがトラック上でルール違反にあたる行為をした場合、そのレベルに応じて1〜3ポイントが与えられ、合計12ポイント溜まると次戦に出場できなくなってしまう。ポイントは12ヶ月間、ドライバーのスーパー・ライセンスに蓄積される。
バーレーンGPではレース序盤にザウバーのエイドリアン・スーティルと接触したマルーシア・F1・チームのジュール・ビアンキもペナルティ・ポイント2点を与えられ、開幕戦からの蓄積でビアンキのポイントは4ポイントになってしまった。
Photo by LOTUS F1 TEAM / LAT Photographic