ルイス・ハミルトン、磐石のポールとクビアトの5位!!
初のロシアGP。メルセデスのルイス・ハミルトンが、記念すべきポール・ポジョンを記録した。ハミルトンにとって、今期7回目、F1GPで38回目のポール・ポジョンだった。
2位には、最強チームメルセデスの僚友ニコ・ロズベルグが入ったが、3位のバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)が、セクター1と2で最速を記録した最終アタックの最終コーナーで、プッシュしすぎのオーバーランによるタイムロスがなかったら、フロントロー独占はならなかったかもしれなかった。
また、予選5番手に、トロロッソのダニール・クビアトが食い込んだのは、新鮮なニュースとなった。開催国ロシア出身のクビアトの活躍に、木曜日に2万人が集まり、ドライバーを初めとするF1グランプリ関係者を驚かせた観客も大喜びだった。
新しいロシアGPの舞台として、ソチ・オリンピックの会場跡地にしつらえられたソチ・オートドロモは、予選から、想像以上に面白いコースとして、深く歴史にインプットされた。
小林可夢偉+ケータハムは、今回もセッション開始数日前に正式参戦が告げられる不安定な状況と、1セットしかない最新パーツが回ってこない不遇の中で、ライバルであるチルトン+マルーシアを破る走りを展開。
同僚のマーカス・エリクソンが、Q1までもう一歩の17番手だったことを考えると、最新のパーツを組み込んだマシンがあれば、Q2進出も見いだせたという声も出た。
明日の決勝レースは、15時(日本時間20時)にスタートする。
◆2014F1GP第16戦ロシアGP予選結果
1. ハミルトン+メルセデス
2. ロズベルグ+メルセデス
3. ボッタス+ウィリアムズ
4. バトン+マクラーレン
5. クビアト+トロロッソ
6. マグヌッセン+マクラーレン
7. リカルド+レッドブル
8. アロンソ+フェラーリ
9. ライコネン+フェラーリ
10. ヴェルニュ+トロロッソ
11. フェッテル+レッドブル
12. フルケンベルグ+フォースインディア
13. ペレス+フォースインディア
14. グティエレス+ザウバー
15. スーティル+ザウバー
16. グロジャン+ロータス
17. エリクソン+ケータハム
18. マッサ+ウィリアムズ
19. 小林可夢偉+ケータハム
20. マルドナルド+ロータス
21. チルトン+マルーシア
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team