シルバーストン、来年5月の完成に向け新設備を建設
2011年のシルバーストンのレイアウト(イメージ)。
2010年10月14日
シルバーストンの新しいピット、パドック、会見室を含む建物が来年5月に完成する。
2011年のF1スタンダード・イギリスGPに使用される最新のピット、パドック、会見所は、ノーザンプトンのサーキットが立てた計画にそって建築が進められる。
新たな施設は、最高水準の設備を提供することで、世界を代表するサーキットというシルバーストンの地位をいっそう確固たるものにするはずだ。新しいガレージ、コントロール・タワー、さまざまな使用が可能な会見および展示スペース、メディア・センター、VIP席とホスピタリティ・ブースなどが建設される。
シルバーストン・サーキットのリチャード・フィリップス代表取締役は、7月8〜10日にかけておこなわれるF1イギリスGPに先立つ5月に完成することを明らかにした。
「2011年5月の完成を目指し、綿密をスケジュールが立てられている。シルバーストンを大幅に再建することになるプログラムによって、世界的に見ても最高度の施設が完成する予定で、参加者と観客の双方が、その恩恵を受けることになるだろう。象徴的な新しいピット、パドック、会見所ビルの誕生は、世界を代表するサーキットというシルバーストンの地位をより堅固なものとし、世界をリードする存在たらしめるはずだ」と、フィリップス代表は語っている。
【Shigehiro Kondo】
2011年のシルバーストンのレイアウト(イメージ)。
建設中のピット、パドック、会見所の様子。
完成後のピット、パドック、会見所(イメージ)。