2014年、アブダビGP決勝。ドライバーズ・タイトル争いは、最終戦にまでもつれ込んだ。
レースは、予選2番手からスタートのルイス・ハミルトンがスタートダッシュを決め、トップに!ポール・ポジションのニコ・ロズベルグは蹴り出しが悪く、遅れてしまう。
ハミルトンはその後もトップを快走。
トラブルを抱えるロズベルグは、後方に沈んでしまった。
一方、光るものを見せたのがウィリアムズ勢。フェリペ・マッサはレース終盤、ハミルトンに迫る走りでレースの見所を作った。
アブダビでは初のポウディウム、今シーズン自己最高の2位を獲得したマッサ。
今シーズン6回目の表彰台で、ドライバーズ・ランキング4位を決定づけたバルテリ・ボッタス。
そして最後に、優勝と同時にタイトルを決めたハミルトン。パルクフェルメに戻ると、ファンの声援に旗を振って応えた。
チームのクルーもサムアップ。
メルセデスAMGのマネージング・ディレクター、トト・ウォルフも最高の笑顔。
家族はハミルトンを祝福。
表彰式ではイギリス国歌が流れ、ハミルトンの目には涙が。
F1GPに新たな歴史が刻まれた2014年。F1GP2014は、ルイス・ハミルトンの優勝で幕を閉じた。
Photos and Txt by Ryoichi Fukaya