ペレスに次戦7グリッド降格処分
ペレスのクラッシュでチームメイトにも被害が。
サハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チームのセルジオ・ペレスは、来週末のブラジルGPで7グリッド降格ペナルティの処分が下された。
ペレスは2日(日)におこなわれたアメリカGP決勝の1周目のターン15で前を走るザウバー・F1・チームのエイドリアン・スーティルをパスしようとしたときに、前にいたスクーデリア・フェラーリのキミ・ライコネンがいたことに気がつかずに接触し、そのあとスーティルとも接触して、スーティルはその場でリタイアすることになった。
クラッシュでダメージを負ったペレスはピットに戻ったものの、レース再開は不可能な状態だったため、そのままリタイアとなった。
今季、まだポイントを獲得していないザウバーに貴重なポイントを持ち帰れそうな大事な一戦を台無しにされたスーティルは、レース後にクラッシュについて、「あれは完全に不必要なクラッシュだった」とコメントした。
また、スーティルとペレスのクラッシュが起きたときに、そのすぐ後ろを走っていたペレスのチームメイトのニコ・フルケンベルグも、ペレスの事故の”被害者”の一人で、ペレスのマシンから落ちたフロントウイングを踏んでしまい、そこで受けたダメージを直すためにピットで何台ものマシンに抜かれることになってしまった。
Photo by Sahara Force India