インディカー第12戦でディクソンが2連勝
2連勝したディクソン。ようやく本来の速さを取り戻した。
ダブルヘッダーで行なわれるインディカー・シリーズ第12戦トロントのレース1で、チップ・ガナッシ・レーシングのスコット・ディクソンが、セバスチャン・ボーデイ、ダリオ・フランキッティ、ウィル・パワーとの激戦を制して優勝した。シーズン前半は不調であったチップ・ガナッシ・レーシングだったが、前戦ポコノに続き、ここトロントでもディクソンは勝利し、これで2連勝となった。
予選12番手からスタートした佐藤琢磨は、レース中盤、エキゾーストのトラブルでマシンのリヤに熱によるトラブルが出てしまい、ピットで修復を試みたが、そのままリタイアとなった。
レースを終えた琢磨は、「トラブルはトラブルとして修復できるが、スピードが足らない」と肩を落した。
レース1は、インディカー・シリーズ初のスタンディングスタートになるはずだったが、ジョセフ・ニューガーデンがスタートできなかったためにペースカーが出動し、いつもどおりのローリングスタートになった。
レース2は、レース1の24時間後、日本時間の月曜日朝4時にスタートする。
photo by HONDA
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