まずはロズベルグが先手!! ホンダまずまず–2016F1GP第17戦日本GP初日トピックス
鈴鹿初日トップタイムを記録したロズベルグ。
三重県鈴鹿サーキットで開幕した2016F1GP第17戦日本GP。初日に1時間半が2回行なわれたフリー走行で、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)が先手を取って、タイトルを争うチームメイトのルイス・ハミルトンを押さえ込んだ。
週末の天候は下り坂が予測されているが、初日セッションはどちらもドライコンディションで、昨年、ロズベルグ+メルセデスが記録したポールポジョンのタイムを初日に早くも更新され、マシンの進化が証明された。
シリーズ終盤戦に急激にポテンシャルを上げているマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソがフリー走行2でトップから1.7秒ほど遅れの8番手を記録した。
鈴鹿サーキットは、21戦の中でも、エンジンパワーがタイムに影響する高速に部類するコースレイアウトだが、ここでのこのタイム差は、予選と決勝に期待をつないでいる。
アロンソ+マクラーレン・ホンダは、午前中のフリー走行1開始早々にスプーン・コーナーでスピン、リヤ部分をバリアにぶつけ、その修復のために走行時間を奪われたが、午後にそれを取り返すスピードを見せた。バトン+マクラーレン・ホンダは、アロンソに0.4秒ほど遅れている。
メルセデスに続いてフェラーリのキミ・ライコネンが3番手、それを追うのはマックス・フェルスタッペンのレッドブル。ライコネン+フェラーリは、ハミルトン+メルセデスに遅れること0.323秒の僅差で、明日の予選を楽しみもなのにしている。
明日の予選は雨の予報が出ており、ウェット路面での力は読めない。フリー走行2で12番手に沈んでいるダニエル・リカルド(レッドブル)は、「雨になればメルセデスをやっつけられる」とコメントしており、予選の行方はまだ見えない。
◆2016F1GP第17戦日本GPフリー走行2
1. ロズベルグ+メルセデス
2. ハミルトン+メルセデス
3. ライコネン+フェラーリ
4. フェルスタッペン+レッドブル
5. フェッテル+フェラーリ
6. ペレス+フォースインディア
7. フルケンベルグ+フォースインディア
8. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
9. ボッタス+ウィリアムズ
10. サインツ+トロロッソ
11. マッサ+ウィリアムズ
12. リカルド+レッドブル
13. グロジャン+ハース
14. クビアト+トロロッソ
15. マグヌッセン+ルノー
16. バトン+マクラーレン・ホンダ
17. グティエレス+ハース
18. パーマー+ルノー
19. ナッセ+ザウバー
20. ウェーレイン+マノー
21. オコン+マノー
22. エリクソン+ザウバー
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Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team