F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「まず、オーストラリアでのクラッシュのあとにバーレーンに向かえてすごく嬉しいよ。休むことに少し時間を割いたし、マシンに乗るのが待ちきれないよ。メルボルンはデータ上は僕らのマシンに合ってないんだけど、クラッシュする前は何度かいいバトルもできてたし、マシンにかなり手応えを感じてたから、バーレーンではそれ以上のことを経験できればね」。

「バーレーンでのレースはすごく楽しんで来れててね。これまでも僕にとっていいサーキットだった。あそこでは3回勝ってるしね。それに、あそこには上手くオーバーテイクできるチャンスがたくさんある。色々と考慮しないといけないことがたくさんあるし、長さも最長レベルのレースだから、いつもいろんなドラマが生まれるんだ。きっと僕らはトラブルとは無縁に接戦を楽しめるハズだよ」。

「（バルセロナでの）テストとメルボルンで僕らの信頼性はよかったし、それはチームがどれだけパッケージの強化に取り組んだかってことを証明してる。それから、ウォーキング（マクラーレン）とサクラ（ホンダ）の大きな努力もあったんだ。彼らはあのクラッシュのあと、僕らが速さを取り戻せるようにこのレースに向けて全力でパーツを用意してくれたし、彼らがこんなにも早く持ち直してくれたことにすごく感激してる。僕らは各レースでアップグレードを持ち込めるようにプッシュしてるし、時間内にマシンにすべて組み込めれば、新しいシャシーを使ってフリー走行の最初から可能な限り時間を有効に活用することを狙うよ」。

「ドバイで生活して僕は中東の気候に慣れてるし、週末通して違う気温の中でレース活動をして行くことになる。それに、タフなコンディションの中でマシンのパフォーマンスをケアしながらロングランをこなして行かないといけないから、ドライバーにとってはまた別のレベルのチャレンジだよ。これまで僕らにとってかなりチャレンジングだったサーキットで、このパッケージでどこまでやれるか確かめるのが楽しみだよ」。