バトン「早くマシンを走らせたくて仕方ない」 — 【バーレーンGP プレビュー】
マクラーレン・ホンダ【バーレーンGP プレビュー】
◆ジェンソン・バトン
— サーキットについて —
「バーレーンはドライブするのが楽しいトラックだし、構成は(開幕戦の)アルバート・パークとはまったく違うんだ。ブレーキと燃料に厳しいし、長くて高速なストレートではダウンフォースが必要になるし、低速コーナーを抜けるときには安定性とトラクションが必要になるから、ラップをまとめるにはバランスがカギになる。トラックは最初は(砂で)すごく汚れてるし、週末通してラバーが載ってくるから、あらゆる点でオーストラリアよりハードと言えるね。そういった要素が解消していって路面が改善していくあいだ、僕らは同時に太陽が落ちて急激に温度が下がった、レース(を想定した)の路面に対処しないといけない」。
「早くマシンを走らせたくて仕方ないし、オーストラリアの結果は僕らの力が現れてないにしても、パッケージの感触はすごくいい。チームが(バルセロナでの)テストから開幕戦までにドライバビリティを改善するためにハードワークをこなしてくれたからね。バーレーンは高速だから僕らにとってトリッキーなトラックなのは確かだけど、僕らには堅実なプラットフォームがあるし、デプロイメント(回生したエネルギーの放出)も改善してるから、楽しみにしてるポジティブなところがいくつかあるよ」。
— バーレーンGPについて —
「メルボルンで僕らは戦略の面でちょっとミスをしたけど、それは新しいタイヤのルールを学ぶ過程のひとつだからね。エンジニアたちと一緒にデータを研究したし、バーレーンではきっといい判断ができるハズだよ。レースのいろんな段階をまとめて行けば、もっと身の丈に合った結果がついてくるハズだよ」。
「日が落ちたあとの砂漠の中でのレースはいつも特別だし、ショーとして別の次元にになるよ。バーレーンはいつもすべてが滑らかで、そこにいるとすごく印象的に感じるよ。2009年の勝利は今でもすばらしい思い出だし、トラックの幅もランオフエリアもワイドなのは、バトルの面で楽しいトラックだってことを意味してる。中断グループをかき乱してやりたいね。そこはフィールドの中でもすごく競争率の高いエリアだから、可能な限り早くパッケージを最大限に活かすために僕らはプッシュしてる」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しております。