アロンソ「いつものようにレース週末に備える」 — 【中国GP プレビュー】
マクラーレン・ホンダ【中国GP プレビュー】
◆フェルナンド・アロンソ
— サーキットについて —
「中国GPはいつもちょっと未知の部分があるね。春の上海は天気も気温も変わりやすし、それが週末通してマシンのセットアップとバランス調整に影響するからね。路面温度はバーレーンのときよりもずっと低いくてタイヤの温度を維持するのが難しくなるから、今週末は変化しやすいコンディションに向けてセットアップを最適化することに集中しないとね」。
「トラック自体はチャレンジングなコーナーの組み合わせがあって、長い2本のストレート、タイヤの減りが激しい高速の右周りのコーナーが特徴で、そのコーナーは特に左フロントに厳しいね。だからタイヤの減りとグレイニング(ささくれ磨耗)が顕著になるし、どのスティントでも最初からタイヤをキッチリ機能させる必要がある。僕らはレース中にタイヤを管理して、最大限のパフォーマンスを引き出すことができるよ。このサーキットは走るのが楽しいし、サーキットの裏まで続く高速セクションとかいくつか面白いこともあるから、今年のシャシーとパワーユニットがどこまでやれるか確かめるのが楽しみだよ」。
— 中国GPについて —
「バーレーンでレースできなかったのは残念だけどFIA(国際自動車連盟)の医療チームの判断を完全にリスペクトしてる。金曜日にコクピットに戻りたいって願ってるあいだ、ドクターからレースに出ていいっていうゴーサインが出るまで、そういうときは勝手な憶測は禁物だけど、僕はいつもと同じようにレース・ウィークエンドに備え続けるよ」。
「ストフェル(・ヴァンドーン)はバーレーンで素晴らしい仕事をしたし、ジェンソン(・バトン)は信頼性の問題に手を焼いてたけど、週末通して2台のマシンが強力に走っているところを確認できたのはポジティブなことだね。いつもと違う視点でレース・ウィークエンドの成り行きを見守ってたのも興味深かったよ。おかげでマシンをどうやってトラックへ送り出してるのか勉強になったし、いろんなプロセスをたくさん学ぶことができたよ。まぁ、選べるならレースに出るほうを選ぶけどね! 中国でのドライブをいつも楽しんでるし、これまでここでは2勝してきたから、今週末はトラックでいいバトルができるハズだし、もっと改善も見られるだろうね」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しております。