F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「ソチのレースは2014年、2015年とも楽しんだよ。トラックは接戦を演出してくれるし、今年もあそこでライバルたちと上手く渡りあって行きたいね。長くて高速なストレートは基本的に僕らの弱点ではあるけど、バランスがしっかり取れてるから、このトラックで僕らのパッケージを最大限に活かせる状態なら、どうなるか確かめるのが楽しみだよ」。

「特性のターン3が楽しいね。流れるようなコーナーで、エイペックスも複数あるかるから、かなりの正確性が求められる。このコーナーは簡単にミスしちゃうから、いいバランスとマシン･コントロールがすごく重要だね。多くのコーナーがオフ･キャンバー（逆バンク）でもあるから、ラップをキッチリまとめ続けるチャレンジは楽しいよ」。

「（昨年まで10月に開催されていたため、）最後にソチに行ってからあんまり時間が経ってるようには感じないけど、去年のマシンと今年のMP4-31のパフォーマンスを比べるのが楽しみだよ。僕らのマシンはかなりポジティブだし、改善具合も励みになる。僕らのパッケージが持つポテンシャルをキチンと発揮させて、一番大事な日曜日にちゃんとパフォーマンスを発揮したいね」。

「間違いなくトリッキーなレースだよ。中段の闘いはすごくタフだし、多くのチームが堅実な信頼性を供えててかなり手ごわく見える。中国で僕らは信頼性の面でスムーズな週末を過ごせたし、レースごとにたくさん学んでるから、ソチではさらにいい結果を残したいね。このレースは特に燃料に厳しいから、タイヤ戦略と合わせてケアしないといけない要素がたくさんあるね。（オーストラリアでの）アクシデントから毎日強くなってると感じてるし、また金曜日にコクピットに戻って僕らに何ができるかを確かめるのが待ちきれないよ」。