F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「オーバーテイクが難しいことで知られるバルセロナ（のレース）では、いいスタートを切ってファースト･ラップでトラブルとは無縁でいることが重要だね。そのあとは正しい戦略を用意してタイヤの減りをコントロールしながら正しいタイミングでパフォーマンスを最大限に発揮しないといけない」。

「高速サーキットだし、マシンとドライバーのどちらにも負担は大きいね。パワーユニットにもそうで、平均速度を高く保つめにハードワークをこなさないとね。いつも通り信頼性がまず第一なんだけど、金曜日にテストする予定のアップグレードは、レースごとしてきたように引き続き僕らをプッシュして、中段で僕らの前にいるライバルたちと引き続き闘っていけるようにしてくれることを願うよ」。

「イベント盛りだくさんだったいくつかのレースのあと、ロシアで僕らはいい結果を残せたし、ホームである母国バルセロナに戻ってホームのファンの前でレースをするのが楽しみだよ。あの雰囲気はどのスペイン人ドライバーにとってもいつも素晴らしいし、2012年と2013年にそこで勝ったから、特別な思い出があるよ」。

「パッケージに関して、次のトラックに行くたびに今もたくさんのことを学び続けてるし、ここでの（プレシーズン･）テストですでに役に立つデータをたくさん持ってるから、それを（サーキットの）特性を把握して僕らのマシンがそこでどんな反応を見せるのか確かめるために使えるよ。予選でのパフォーマンスは、レースで最高のチャンスをつかむためにいつも僕らが取り掛かってる部分だよ。このトラックでQ3進出は確かに難しいけど、僕にはスペインのファンがついてるし、それが僕らの目標だよ」。