F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

グリッド=4位 / 決勝=1位

「すごく特別な気分だよ。もちろん勝てるとは思ってなかった。メルセデス同士がクラッシュしたあとはポディウムをターゲットに据えたけど、最終的にトップに立ってたしとにかくスゴいよ。F1（のポディウム）で初めてオランダ国歌を流すことができたし、もちろん父さんに感謝しないとね。彼が泣いてたって聞いたけど、信じられないよ。彼は僕のために時間をたくさん費やしてくれたし、この成功は彼のおかげでもあるんだ。レース中はナーバスにならなかったし、とにかく集中して可能な限りベストなドライブを心がけたよ。最後の（ピット）ストップの時点でまだ32周残ってたし、タイヤを長持ちさせることに集中してたけど、それが上手く行ったよ！ 残り5周でキミ（･ライコネン）は少し勢いが落ちたみたいだったし、何度か仕掛けられたけどそれはタイヤを酷使することになるからね。そこからはOKって感じでタイヤを保たせてフィニッシュすることに集中たよ。このことはきっと忘れないし、今はとにかく最高の気分だね。アメージングだし、それ以外言いようがないよ。ポディウムでは面白い”つながり”があったよ。キミは父さんともレースしてたわけだし、それってすごく面白いよね！ インラップを祝いながら走ってたし、ちょっと痛み（腕がつった？）を感じたけど、それもこの（優勝の）うちだからね！」