バトン「パフォーマンスを確かめるのが楽しみ」 — 【カナダGP プレビュー】
マクラーレン・ホンダ【カナダGP プレビュー】
◆ジェンソン・バトン

— サーキットについて —
「ここはカレンダーの中で最速サーキットのひとつだしパワーも食うけど、へヴィ・ブレーキングの安定性は僕らのシャシーの強みの一つでもあるから、この手のサーキットへ向かうことや、僕らには不利なんじゃないかってことに恐れる必要はないよ。僕らの開発レベルはグンとアップしてるし、パッケージ全体のパフォーマンスをコンスタントに改善するために裏では膨大な作業をこなしてるから、モナコと比べてサーキットの特性がどれだけ違うかってこともあるし、カナダでどうパフォーマンスを発揮できるか確かめるのが楽しみだよ」。
「僕がこのサーキットが大好きだってことは秘密じゃないし、2011年の優勝は僕の最高の優勝のひとつだったから、間違いなく僕のお気に入りのひとつだよ。ここは本物のドライバーズ・サーキットだよ。マシンに厳しくてドライバーにも厳しいし、天気にかかわらずいつも素晴らしいレースになるからね。ウォール・オブ・チャンピオンズ(チャンピオンの壁/最終コーナーのアウトサイド)を無傷で抜けられたらいつも何かやり遂げた気分になるし、日曜日にはそれを70回(レースの総周回数)やってのけたいね!」
— カナダGPについて —
「カナダは間違いなくF1カレンダーの中でクラシックなレースとして称えられてる。ファンタスティックな街だし、毎年あそこに行くのが大好きでね。街全体で手厚く歓迎してくれるし、盛り上がり方はほかのどことも違ってる。モントリオールの雰囲気は間違いなく独特だよ。レースは天気、高い壁、幅が狭いトラック、滑りやすい路面と、いつもまったく予測がつかない展開になるし、本当に腕が試されるよ」。
「モナコも僕のホームでもあるからレース・ウィークエンドはいつもすごく慌しいけど、カナダへはまったく違う気分で向かうし、あそこのもっとリラックスした雰囲気が楽しみだよ。僕らのモナコでの信頼性は高かったし、フェルナンド(・アロンソ)も僕も(雨で)クレイジーなコンディションでも踏ん張り続けられたから、天気にサプライズを起こしてほしいし、そこから上手くやれるハズだよ」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda

※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。




