バトン「新しいサーキットがF1にスパイスを加える」 — 【ヨーロッパGP プレビュー】
マクラーレン・ホンダ【ヨーロッパGP プレビュー】
◆ジェンソン・バトン
— サーキットについて —
「カナダはマシンを停車させるまではポジティブな週末だったからガッカリな終り方になっちゃったけど、すでに次のレース、新しいトラックを楽しみにしてるよ。見た感じ、バクー市街地サーキットはかなりクールに見えるし、歴史がある街の中心の壁の中を時速300km以上で駆け抜けるワケだからね」。
「グランプリのためにあの地域がどうトランスフォームしたのか確かめるのが楽しみだよ。レイアウトに関してもフェルナンド(・アロンソ/ヨーロッパGP大使)からいろいろいい話を聞いてるよ。スゴくエキサイティングなせまいセクションと広いエリアがミックスされてるから、オーバーテイクが見込めるよ。長くて高速のストレート、ERS(エネルギー回生装置)への強い負荷、燃料消費の多さからマシンにとってタフになるから、パッケージのセットアップを可能な限り素早くサーキットの要求に合わせるためにハードワークをこなしてしっかり取り組んで行かないといけないね」。
— ヨーロッパGPについて —
「戦略、タイヤ、温度のたぐいに関してはもちろんたくさんのシミュレーション・データを持ってるし、チームの何人かは現地を見て回ってるからコンディションに関して、すでにかなりコンディションを理解できてるけど、実際にそこに着くまでは、すべてがまだ未知数だからね。カレンダーに新しいサーキットが加わるのは間違いなくF1にスパイスを加えることになるし、誰にとってもよりフェアなレースにしてくれる。少なくとも最初はね。だから新しいトラックでのチャレンジが楽しみだよ」。
「ガッカリなカナダから素早く持ち直さないといけないし、まったく新しいグランプリだから、焦点を素早く切り変えないといけないけど、このレースには高い期待とワクワクする気持ちが確かにあるよ。カナダで一時的な問題があったにしても、レースごとに改善し続けるためにハードワークをこなしていかないといけないし、これからのクレイジーな連戦のグランプリでたとえ小さくてもきっと改善を続けていけるハズだよ」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。