リカルド、「レッドブルを飲み干せるストレート」 — 【中国GP プレビュー】
インフィニティ・レッドブル・レーシング【中国GP プレビュー】
◆ダニエル・リカルド
Q.上海に向かうにあって一番のことは?
ダニエル・リカルド(以下、リカルド):街はかなりクールだし、特にマーケットは目を見張るものがあるよ。あそこは、僕が現存すると考えていた以上のテクノロジーを持ってるみたいだね。僕はトラックの近くに泊まってたから、街に買い物をしにしっかり繰り出せたのは1日だけだったよ。ここ数年でいくつかいいレストランを見つけたし、地元の料理も好きだよ。
Q.上海インターナショナル・サーキットで特筆すべきところは?
リカルド:パドックだね。あれはすごいよ。どこに行ってもアスリートである必要があるんだ。トラック自体は僕は”テクニカル”って言ってる。ターン1、ターン2、ターン3はすごく長いし、カレンダーにあるほかのどのサーキットにもあんなコーナーはないよ。それに、フロント・タイヤにとっては本当にすごくアグレッシブだよ。
Q.(コーナーだけでなく、)F1で最長のストレートもありますね。
リカルド:そう、確かに長いね。そこを走ってるあいだにレッドブルを1缶飲み干せちゃうよ。かなりドライバーからあそこは退屈だって聞いてるね。フ〜ン! もしも彼らがF1のマシンで(そのストレートを)走って退屈だって言うんなら、フォーミュラBMWのマシンで走ってみるべきだね。モジャモジャのアフロですごく熱意があった子供のころ、そのマシンでにそこを走ったことがあるんだけど、もしもそこに本があったら間違いなく手を伸ばしてる。そんなストレートだったよ。
Q.ここ数年は、オプション・タイヤの減り具合が、ラップ全体ではなくコーナーで非常に大きくなってきています。それはドライバーにとってはどうでしょう?
リカルド:かなり極端だけど、ただ、僕は3周してピットに入るっていうシナリオは今も結構好きだよ。すぐにピットに入るっていうのはなかなかすごいよ。予選では、フライング・ラップ(タイム計測ラップ)をダメにしたいために、アウト・ラップ(ピットから出て行くときのラップ)はおばあちゃんみたいにゆっくり走るね。
【翻訳:STINGER】
ドライバー顔写真:Infiniti Red Bull Racing /Michael Muller / Red Bull Content Pool
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しております。