トラックを離れたときの愛車は? — ハンガリーGP木曜記者会見
ドライバーは普段はどんなクルマに乗っている?
木曜日恒例のドライバー記者会見。今回は次の6名が参加。
マーカス・エリクソン(ザウバー)
フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
セルジオ・ペレス(F.インディア)
ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
カルロス・サインツ(トロロッソ)
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
※コメントを抜粋して掲載しています。
今回の会見では、来年の契約状況や乗っている愛車についてそれぞれ語った。
Q.ではマーカス、具合はいかがですか? シルバーストンでのクラッシュからまだ続いている症状はありますか?
マーカス・エリクソン(以下、エリクソン):大丈夫だよ、ありがとう! 大きなクラッシュだったけど、あのあと数日痛んだぐらいで、いくつか処置を受けるためにイタリアへ向かったよ。そのあとはすごくいい状態だったし、今週はここまで完璧だよ。いいレースをする準備はできてるよ。
Q.ザウバーはロングボウ・ファイナンスに売却されたことが発表になりました。その発表のあとのチームの雰囲気はどのようになっていますか? あなたの将来に影響しそうですか?
エリクソン:チームにとって素晴らしいニュースだと思う。僕らザウバーにとって難しいシーズンなのは周知の事実だからね。おもに財政面で。やりたかったけどアップデートを持ち込めてないし、後方で闘ってる状況だからね。今回のことはチームにとってすごく重要なことだと思うし、素晴らしいニュースだよ。
Q.現在、ドライバー市場が佳境に入っているわけですが、2017年のシートに関してどれぐらい自信がありますか?
フェリペ・マッサ(以下、マッサ):そうだね。僕は間違いなく自信があるよ。みんな僕がどこまでやれるか、何を達成できるかを知ってると思う。だから、物事が正しい方向に進むのが楽しみだよ。大きな心配はしてないよ。レースごとにとにかく自分の仕事をして、どうなるか見てみよう。
Q.第一目標はウィリアムズ残留でしょうか?
マッサ:そうだね、第一目標はトップチームに留まることだよ。ウィリアムズやほかのチームみたいにいいチームだね。正しい答えは時間が知らせてくれるよ。さっきも言ったように大きな心配はないし、とにかく毎レースで最高の方法で自分の仕事をするだけだから、そこだけをに目を向けてる。
Q.セルジオ、フェリペのように2017年について話していただけますか? ヴィジェイ・マリヤ(チーム代表、マネージング・ディレクター)はあなたと来年の契約を結んだと話しています。
セルジオ・ペレス(以下、ペレス):そうだね、周知の通り、僕はたくさんスポンサーが付いてくれてるすごくラッキーなドライバーだからね。だから僕は一人じゃない。僕一人で将来を決めないよ。僕らの将来にとってないがベストとかを見極めるために僕のスポンサーたちと話す必要があるし、それから決めるよ。夏休み中にいくらか時間があるだろうね。それから僕のキャリアにとって何がベストなのかを決めるよ。
Q.では、まだF.インディアとは来年の契約を結んでいないのでしょうか?
ペレス:ヴィジェイが言ったことは正しいよ。ただ、さっきも言ったように一緒に何をしていくかはスポンサーと話し合わないとね。
Q.カルロス、あなたの番です。トロロッソと新しい契約を結んで最初の会見です。おめでとうございます。3年目のトロロッソでは何を得られそうですか?
カルロス・サインツ(以下、サインツ):僕や僕の陣営にとってすごくいい成果だと思うよ。最近の僕らは上手くやってるし、そこに完全に集中してる。いつも改善を続けてるトロロッソにいるワケだし、彼らはいつもすごくいいシャシーを用意してくれるし、もう少しでパワーユニットの面も解決できそうだしね。それにレッドブルとの関係ももう少し強化していって、来年はいいポジションに着けると思うよ。
Q.マックス、シルバーストンでは素晴らしい走りでした。ニコ・ロズベルグとのバトルについて教えてください。
マックス・フェルスタッペン(以下、フェルスタッペン):そうだね、インターミディエイト(ドライとレインの中間のタイヤ)とミディアム・タイヤでのバトル両方を楽しんだよ。マシンはどちらのコンディションでもすごくよく機能してくれたし、僕らのマシンはウェットにいつも強いことはわかってたから、ウェットでも楽しめたよ。パスしたからもちろんマシンの本当のぺースを確かめられたよ。すごく強力だった。ミディアム・タイヤを履いて出たあとでもかなり上手く持ちこたえられたからね。結局3位でフィニッシュしたけど、(ロズベルグのペナルティで)2位になれたのはチームにとって素晴らしい結果だったよ。
Q.ニコ、マックスとのバトルはどうでしたか? 楽しめましたか? 彼はどんなタイプのライバルでしょうか? 彼と初めてホイールtoホイールのバトルだったのではないですか?
ニコ・ロズベルグ(以下、ロズベルグ):いや、あれは2回目だよ! マックスは確かに素晴らしい仕事をしたよ。だから僕にもエキサイティングだったよ。いい意味でスリリングだったし、特に最後に2位のポジションを取り戻したときはね。いい気分だったし、そこからルイス(・ハミルトン)を狙いに行ったよ。
Q.ニコ、シルバーストンのレースのあと、あなたは10秒加算ペナルティを受けました。レース後に起こったことに関して話していただけますか?
ロズベルグ:そうだね、ただ無線でのやり取りを確認して、内容的にアウトじゃないと考えていたけどダメだったから10秒加算ペナルティをもらったってワケ。受け入れるしかないよ。今はもう一度状況がハッキリしたし、チャーリー(・ホワイティング/FIAレース・ディレクター)が言うことが、彼が僕らに許可してることだから。ハッキリしてる。もう過ぎたことだし、前に進んで(何がルールに抵触するか)しっかり確認する必要があるよ。
Q.無線のルールに関して、あなたはどう考えていますか?
ロズベルグ:僕が考えるところじゃないし、意見を言うところでもないよ。僕は持っているものを使ってベストを尽くしたいし、(ルールの決定に関して)何がベストかは人に任せるよ。
Q.マックスが新しいロードカーを手に入れたという話がネット上に流れていますが、みなさんにお聞きします。あなたの自宅のガレージにある、メインのロードカーは何ですか?
ペレス:僕はフェラーリ458(イタリア)だよ。
サインツ:僕はゴルフ(フォルクスワーゲン)だね。
エリクソン:僕はポルシェ パナメーラ。
マッサ:僕はフェラーリをいくつか。ひとつはラ・フェラーリで、もうひとつはF40。
ロズベルグ:280SL メルセデス パゴダだね。
フェルスタッペン:(ロズベルグに対して)それから?(笑)
ロズベルグ:(笑)
Q.マックス、あなたのガレージについてもう少し詳しく教えていただけますか?
フェルスタッペン:たぶんみんな見たんじゃないかな。
マッサ:ピンク? 色は?
フェルスタッペン:ピンク? そうピンク。その最高の色にしたよ! 冗談、素晴らしいクルマだよ。ポルシェGT3。 素晴らしいクルマだよ。
【翻訳:STINGER】
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SCUDERIA Toro Rosso / Getty Images/Red Bull Content Pool
Force India F1 Team