F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「ホッケンハイムはすごくテクニカルなサーキットで、高いダウンフォースが求められるよ。ほとんどのコーナーは低速コーナーだけど、エネルギーの消費が激しいロング･ストレートの出口にあるから、その両方の特性からパワーユニットとシャシーの両方のセットアップはトリッキーだろうね。この手のサーキットはプッシュできるマシンが必要で、僕らはそのエリアを改善できてるのを感じるよ」。

「確かにハンガリーとは違う。そこで僕らは4番目に強いチームになれると期待できないし、中段のライバルたちも手強いだろうけど、僕らが持ってる武器を最大限に引き出して、ベストを尽くすよ。チーム全体がシーズン前半は信じられないくらいハードに取り組んでくれたし、多少の運が付いて、トラブルとは無縁で2台をフィニッシュさせられたら素晴らしいね」。

「去年はドイツGPがなかったし、ホッケンハイムに戻れてうれしいよ。これまで僕にとっていいサーキットだったからね。このトラックでは3勝してるし、ドイツでは（ニュルブルクリンクと合わせて）5勝してるから、そこにはいい思い出がたくさんあるよ。そこにはいつもあちこちにいい雰囲気があるし、夏休み前のレースだから何か特別な感じがするね。シーズン前半をいい結果で締めくくりたがってるから、みんな気合を入れてハードにプッシュしてる」。

「ドイツではいつも天気がカギになる。今年はこのタイミングだから暑くなる傾向があるけど、100％ハッキリしてるわけじゃないし、少し雨が降れば状況をちょっと引っ掻き回してくれるから、そうなれば僕らの助けになる。タフなレースになることはわかってるけど、（上手く行った）ハンガリーのあとだからね。たとえ特性がまったく違うにしても、僕らの進捗状況に満足してるし、この（週末の）チャレンジへのやる気は十分だよ」。