バトン、「こういうケースはペナルティを課すべきじゃない」 — 【ハンガリーGP (日)】
マクラーレン・ホンダ【ハンガリーGP 決勝 / コメント】
◆ジェンソン・バトン(MP4-31-03)
グリッド=8位 / 決勝=リタイア
「素晴らしい午後ではなかったよ」。
「序盤からブレーキ・センサーに問題があって、それでペダルがフロアに着いてたから、ドライバーにとってはその感触はよくなかったよ。ブレーキはとにかく効かないし、安全性に関して大きな懸念材料だったよ。再発を防ぐためにチームはステアリングのスイッチを変更するように教えてくれて、それで順当に解決できたんだけど、そのやり取りがペナルティの対象になっちゃってね。チームに必要な情報をもらうためにピットに戻ったんだけど、それ以上に早くピットに入るべきだったよ。そうは言っても最終的には大したことではなかったけどね」。
「ドライバーはマシンを走らせルールのことに関してアドバイスを貰っちゃいけないってことは完全に理解してるよ。自分たちで対処しないといけないし、実際、僕はそういうチャレンジが好きだからね。ただ、安全面の懸念があるときは、今日僕らがやったみたいにアクシデント防止のためにアドバイスをもらってもペナルティを課すべきじゃないと思う。パワーユニットだったらすごく複雑だし、自分で見つけることはできないよ。このスポーツはいろいろな点で優れているわけだし、レギュレーションで決めるべきではないよ。これからは常識を優先させないとね」。
「それからメカニック面の問題も抱えてたから、レース中ずっとひどいアンダーステアに見舞われててね。それに、最後はオイル漏れでリタイアだよ。それは回収可能かはわからないけど、そうであってほしいね。とにかく調査してる」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda/LAT Photographic
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。