バトン「まるでパラレルワールドでのレース」 — 【シンガポールGP プレビュー】
マクラーレン・ホンダ【シンガポールGP プレビュー】
◆ジェンソン・バトン
— サーキットについて —
「マリーナ・ベイ・サーキットはシーズンで僕たちが闘うどの舞台とも違うユニークなチャレンジだね。それはカレンダーにあるほかのストリート・サーキットと比較してもだよ。ツイスティでものすごく高速で、バリアも高くて近い。それに、路面はバンピーで容赦ないからグリップの低下は避けて通れないし、トラックのどこでもデブリ(破片)が宙を舞ってるし、セーフティ・カーが出ることもある。そういう要素もシンガポールを特別なレースにしてるし、その特性は最強のシャシーとパワーユニットをもってしてもタフなテストを強いられるよ。マシンにもドライバーにも厳しいけど、だからこそ余計に走る価値を高めてるんだ」。
— シンガポールGPについて —
「シンガポールはタフなレースだね。だから体力的に苦労しないように、フィジカル面を限界まで高めておく必要があるよ。特に暑さの中でだね。信じられないくらいの会場だし、週末通してずっとすごく特別な雰囲気だよ。ヨーロッパ時間で仕事ができるけどシンガポール自体の時間の流れは現地時間で動いていくからすごくユニークだね。まるでパラレルワールドでレースをしてるみたいだよ! 照明の下でレースをするのは決して退屈にならないし、モンツァほど劇的な展開にならない週末を過ごせればいいんだけど」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda/LAT Photographic
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。