マルドナド、「チームにとって大きな挑戦」 — 【イタリアGP プレビュー】
◆パストール・マルドナド()
「モンツァが大好きだし、イタリアも大好きだよ。このヨーロッパでキャリアをスタートさせたとき、サーキットにかなり近いところに住んでたんだ。ここで勝ったことがあるからいい思い出もあるし、それが確かに特別な気分にしてるね。ここには友達がたくさんいるし、トラックへ僕に会いに来てくれる人たちからすごく応援してもらえるから、彼らみんなと親交を深めることができるのはすばらしいね。トラックは完璧にユニークだし、もちろんすべての伝説のヒーローたちが闘ってきた場所でレースができるのはすばらしいよ。モンツァは長い歴史の中で変更されたところは少ないし、昔からある古いバンク、公園の木もまだあって、そこを駆け抜けるんだけど、もちろんファンが奏でるグランプリの”サウンドトラック”が、すばらしい雰囲気をかもし出してる」。
「このトラックを速く走るには、どれだけスタート/フィニッシュ・ラインがあるストレートを速く走ることができて、それからバック・ストレートでも同じことができるかがすべてだね。そこではシーズンで最高レベルの速度に達するよ。一番重要なポイントの一つはパラボリカ(ターン11)だね。確実にいいタイムを出すためには、ラップの最後にあるそこで正しいライン取りが重要で、もしミスすれば次のラップに響くよ。ストレートのために低ダウンフォースのマシンをセットアップするのは難しいから、コーナーを走るの難しくて、モンツァでは一番重要なパラボリカみたいなタフで高速な長いコーナーは特にそうだね」。
「確かに、僕らロータス・F1・チームにとっては今回も難しい週末だよ。モンツァはパワー重視で低ダウンフォースの構成になるから、僕らにとっては大きなチャレンジだよ。このトラックはすごくユニークだし、(ほかにはないタイプの高速のトラックに合わせるために)ここでマシンを最大限に活かすやり方は特殊だから、2014年のマシンが走るところを見るのは興味深いよ。誰にとっても今年のマシンを走らせるのは難しいと思うけど、スパでの週末を忘れるためにベストを尽くして、長距離移動(アジアラウンド)をしないといけないレースに向けて、ポジティブなエネルギーを得られるようにベストを尽くすよ」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:LOTUS F1 TEAM / LAT Photographic