リカルド、「この勝利をジュール・ビアンキに捧げる」 — 【マレーシアGP (日)】
レッドブル・レーシング【マレーシアGP 決勝 / コメント】
◆ダニエル・リカルド
グリッド=4番 / 決勝=優勝
「なんて1日だったんだろう! ちょっとエモーショナルな気分に圧倒されてるよ! (優勝のシャンパンを)飲むまで長くかかったよ! 数週間前に今年一度は勝つって言ったけど、正直このサーキットで勝てるとは思ってなかったよ。たぶんこれは一番汗まみれのレースでのシューイ(靴にアルコールを注いで飲む行為)だったと思うけど、僕にとってそれはそこまで悪いことないよ。僕がシューイで飲ませた人たちにはちょっと申し訳なく思うけど、観客のみんなが僕をけしかけるからだよ! 今日は利用すべきチャンスがあったし、それを逃さないって決めたんだ。マックス(・フェルスタッペン)とはいいバトルができたし、彼はハードなレーサーで、それはお互いに共通してる部分だね。僕らはハードにアグレッシブにやり合ったけど、僕らは限界までプッシュしてもトラックに留まっていられるってことを証明できたと思うよ。僕らはフェアでクリーンなバトルをしたし、僕らはお互いにそれを楽しんだと思う。僕のタイヤは彼のそれより少しくたびれてたけど、可能な限り長く彼を抑えておこうとしてたんだ。ヴァーチャル・セーフティカーが出たとき、2台そろってピットに戻って新しいタイヤに履き替えたんだけど、それで僕らの方が少し最終スティントがラクになったよ。今年、チームは大きく躍進を遂げてきた。去年よりもいい状態でシーズンをスタートして、とにかく前進し続けて改善を続けて来たし、このサーキットで勝てるのはすごくアメージングなことだよ。これを可能にしてくれたチームに感謝してるし、今日は素晴らしい気分だよ。モナコのあと、僕はかなり複雑な想いがあったし、受け入れるのはキツかったけど、僕はチームとして強くなったそれを乗り越えたと感じてるよ。応援して僕を成長させてくれた両親と姉にお礼を言いたいね。それから、この勝利はジュール(・ビアンキ)に捧げるよ。僕は彼に捧げる勝利を待ってたんだ。僕の生活はあの事故から確かに変わったし、僕が受けたすべてのことにすごく感謝してるよ」。
【翻訳:STINGER】
ドライバー顔写真:Infiniti Red Bull Racing / Red Bull Content Pool
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。