F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「去年は、新しくなったサーキットでマシンがどう機能するかっていうデータが比較的少ないまま、まだ未知数なことをたくさん抱えた状態でアウトドローモ･エルマノス･ロドリゲスに向かったんだ。あそこはダウンフォースと高速ストレートのあいだで妥協点を見出す必要があるし、それに曲がりくねったスタジアム･セクションではしっかりとしたバランスが必要で、ほかの多くのサーキットとはかなり違うチャレンジになるよ。それに、標高の高い場所に位置してるから、そのこと自体がパフォーマンスに影響する。ラップを最大限に活かすためにすべての要素をまとめるのは難しいだろうけど、去年に比べて僕らのパッケージがどこまで通用するか確かめるのが楽しみだよ」。

「去年、僕らがメキシコシティで受けたサポートはシーズンを通して最高レベルのものだったし、チーム全体がまたあの有名なサーキットに戻るのを楽しみにしてるよ。ファンからの声援があるかないかでドライバーには大きく違うものだからね。去年の僕らはスムーズな週末を過ごせなかったけど、すべての経験がすごく楽しかったし、ハイライトになるレースの一つだったことを覚えてるよ。僕らのマシンにとってどれだけタフなレースになるかってことを考えると、今回は高い信頼性を持ちつつ、去年よりもエンジョイしていい結果になることを願うよ。それに、あの信じられないくらいの応援を最大限に活かしたいね」。