バトン、「Q3入よりも戦略が重要」 — 【メキシコGP(金) コメント】
マクラーレン・ホンダ【メキシコGP フリー走行1、フリー走行2 / コメント】
◆ジェンソン・バトン(MP4-31-03)
フリー走行1=18位 / フリー走行2=12位
「今日の午前中は基本的なテスト作業からスタートしたから、フリー走行1は今週末にとってあんまり役立つ内容じゃなかったね」。
「フリー走行2からはもっとメキシコ仕様のテストができたよ。バランスについてたくさん取り組めたよ。それから、やっと面白いものを見つけられてね。(高地という環境により)空気が薄いからグリップが少ないし、いい感触になりそうに感じてなかったけど。きっと明日取り掛かれる何かを見つけられたんじゃないかな」。
「ここではスーパーソフトのグレイニング(ささくれ磨耗)がかなり大きいけど、デグラデーション(タイヤの性能劣化)はセッションを通してよくなったよ。ロングランはトリッキーだし、みんなスーパーソフトでそうだったと思うけど、僕らは持ってるものを最大限に活かそうとしててね」。
「レースのスタートにかんして、多くのマシンがスーパーソフトを履いてくると思うし、それで4〜5周で(タイヤ交換のために)ピットに入ると思うけど、それがレースをかき回してちょっとエキサイティングになるんじゃないかと思ってる。ミディアム・タイヤはほかよりも2周多く機能させられてる。その保ちは最長だし、ここまでグレイニングがまったく出てない。ただ、それに比例してグリップも少ないけどね」。
「僕らはトップ10のフチにいると思う。前回のレースよりもちょっと難しいと思うけど、トップ10に入れなかったとしても(スタートで履く)タイヤを選べるから戦略的には悪いってワケでもないね。もちろんQ3入りできるようにベストを尽くすけど、Q3に入る名誉よりもレースの戦略の方が重要だし、ゴールはポイントをゲットすることだからね」。
「最後に、金曜日の段階でたくさんの人たちが詰め掛けてくれるのはすごく嬉しいね。ここのファンはファンタスティックだし、F1はすごく応援してもらえてる。素晴らしい雰囲気だよ。今週末が楽しみだね」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda/LAT Photographic
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。